第27話 再会の喜び
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……暗い
…何も見えない
(約束したじゃねーか!!)
…約…束?
(側にいるって!!)
…誰が?
(あれは嘘だったのかよ!!?)
……約束?
(ののかは9人目の仲間だぁ!)
…ルフィ!
「………んっ………こ、…ここは?」
暗闇に一筋の光が差し込んだ。
今まで意識を失っていたののかは重たい瞼をゆっくりと開け、周りを見渡すと誰かの気配を感じた。
チョ「目が覚めたのか!?
大丈夫か!?
どこか痛い所はないか!?」
「っ!……う…うん∪」
チョ「ちょっと待ってろ!皆を呼んでくるから!」
ののかが目を覚ました事に気付いたチョッパーは彼女を残して仲間を呼びに部屋を急いで出て行った。
ののかはベッドから身体を起こし周りを見渡すと、本棚には医学書らしき本や薬品などが並べられており、一目で船医であるチョッパーの部屋だと認識した。
「私…助かったんだ?
まさか本当にグランドラインに来れたなんて」
”バタバタバタバタ!!!”
”バン!!”
「………っ……!」
チョッパーが出て行ってからすぐの事だった。
外からバタバタと無数の足音が聞こえてき、煩いなぁと思っていると扉が開かれその視線の先には……
「っ……ル……ル…フィ」
ル「っ…の……ののか
ののか!!!」
ルフィは目に涙を浮かべののかに抱きついた。
心無しか彼の身体は震えており、その震えがののかにも伝わっていた。
ル「俺…俺!もう二度と…あえないかと…思っていた!
ずっとののかのこと忘れられなくて……でもいつか会える日が来るんじゃないかって」
「私も…ヒクッ…私もだよ!
ずっと会いたかった…ヒクッ…寂しい時もあったけど…ヒクッ…3人が選んでくれた【証】が私をいつも元気づけてくれたの…ヒクッ…」
ル「俺もあの日から外した事はねぇ…
なぁ、もうどこにも行かないでくれ!
ののかは俺たちの仲間だ!!」
「うん…うん!!
私も…一緒に連れて行って!」
END