第45話 シャンクスの元へ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
扉の中へ入ると少しして光も薄れていき、辺りを見渡すと自分が先ほどまでいたサニー号とは全然作りの違う船にいた。
「…ここって本当にシャンクスさんの船なのかな?」
間違っていたらどうしようという不安な気持ちを抱えつつ船内を歩いていると、後頭部に何か固いものが押し付けられ、同時に低い声が聞こえてきた。
「おい…此処で何をしている」
…っ…え∪
えっと…頭に当てられてるのって…もしかして∪…銃口じゃない?
…それにこの声…
「聞いてるのか女
狙いはなんだ?…一人で乗り込んできたって事は能力者か?」
何も言わないののかに対して、声の持ち主は再びゴリッと頭に銃口を押し付け、警戒心丸出しの声で再度質問をしてきた。
「あ、あの!私は!!」
シャ「お~いベン、此処にいるのか?
急にいなくなったか…ら……………っ…ののか?」
ののかが発しようとした声はシャンクスに寄ってかき消され、彼女の姿を見たシャンクスは驚きのあまり大きく目を見開いて固まっていた。
「シャ…シャンクス…さん………Σキャッ//////」
ののかも彼の姿に驚き名前を呼ぶと、次の瞬間シャンクスは彼女の事をギュッと抱きしめた。
シャ「…ほ、本当に…ののかなの…か?」
「うん…私だよ……ずっと会いたかった…
…ヒクッ……会いたかった…ヒクッ……だから…来ちゃた…ヒクッ」
シャンクスとの久しぶりの再会により、彼の温もりを感じたののかの瞳からは、大粒の涙が流れ落ちていた。
シャ「…俺も会いたかった……ずっと…ずっと待っていた…」
べ「…あ~…取り込み中悪ぃんだが…説明ぐらいあってもいいんじゃねーのか?お頭」
2人の世界に入ったまま、この状況が理解出来なかった副船長のベン・ベックマンは、先ほどまでののかに当てていた銃を仕舞うと、シャンクスに説明を求めた。
シャ「あ~悪い悪い。
この前話しただろう?別世界の話を」
べ「…あ、あぁこの世界とは異なるもう一つの世界だろ?
お頭はそこで暫くの間ルフィと火拳のエースと一緒に暮らしていた。
で、帰る事ができるまであんた達のお世話をしてくれた女がいるって」
シャ「それが彼女、ののかだ」
シャンクスはののかの肩を自分の方へと抱き寄せると、ベンに彼女の事を紹介した。
.