第40話 天国島No.2
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「たしかに、他所から来た人は一軒幸せそうな風景に見えるけど、この島の住人に感情なんてない」
サ「どういう事だい?」
「見た瞬間気になっていたの…笑顔はとても幸せそう……でも…その笑顔は心からのモノじゃない。
感情を抜かれたただの人形」
ローレン「………ののかさん…貴方はとても素晴らしい方だ……今までに一度も、誰もそんな事を見抜く人なんていなかった。
ののかさんの言う通り、この島の民達に心はない……まぁ、無いと言っても怒りと悲しみ……それと辛い思い出
父と母が亡くなったあのとき、私には何も残らなかった…嬉しい事も楽しい事も…
目を瞑ると見えてくるのは憎悪に満ちた奴らの顔、聞こえてくるのは悲痛に叫ぶ父や母、使用人達の声……
私は苦しんで苦しんで苦しんだ!
でもある日、一人の旅の男から見た事も無い果実を渡された」
ゾ「果実?」
ローレン「あぁ…今までに見た事も無い。
変わった形、色……男は私にそれを渡すと「全てが変わる」とだけ告げ居なくなった」
サ「それって…まさか」
ローレンス「そう【悪魔の実】だ」
「Σっ……ってことは、ローレンさんは能力者!?」
ローレン「ふふふ…素晴らしいでしょう?
口にした後、どんな能力なのか調べてみたらユメユメの実でした」
「ユメユメ?」
ローレン「どんなに辛い事も、悲しい事も記憶の中から全て消し去り、不要な感情すらも消す事が出来る。
大地にも、花や緑にも、鳥や虫達にもこの能力を使い、私は父と母が求める天国島を築き上げたのです!」
「ちょっと待ってください!!
そんなの天国なんかじゃない!!
ローレンさんのお父様もお母様も、人の心を無くした偽物の幸せなんて望んでないはず!」
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