第40話 天国島No.2
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クローゼットの中でいつの間にか眠ってしまっていた私は、目が覚めると誰の声も聞こえず静かになっているのに気づいた…
さっきまでと違い、静かすぎる事に恐怖を覚えた私は全身の震えが止まらず、一歩進むのにとても時間が長く感じた…
ローレン「お…お父様?……お母…様……?
みんな……?」
さっきのは夢じゃなかったのか?
もしくは夢であってほしいと願いつつ大広間の扉を開いた。
しかしそこには………
ローレン「Σっ………!!!!!
お…父…様…
お…かあ…様」
【クスッ♪大丈夫…お父様も私も必ず戻ってくるわ。
だから信じて待ってて!!!】
【毎日が楽しく暮らせる様に、私達も一緒に頑張らないといけないんだよ】
ローレン「…っ……くっ……
うわぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!!!!!!
お父様!!!!お母様!!!!!!」
【この島は皆が居て、皆が幸せでないといけない】
ローレン「何が幸せだ!!!!何が島の為だ!!!!」
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ローレン「天国島なんて…今と昔じゃ全然違う…
父の理想でしかなかった……いや、理想で終わってしまった。」
「そんな事が…あったなんて………
とてもつらい経験をしてきたんですね…」
ローレン「私の為に泣いてくださるんですか?」
「…え…っ?」
ローレンはののかの頬に指を添えると、いつの間にか流れ出た涙がローレンの指へと落ちていった。
いつの間に涙が?
「あ、ごめんなさい…
でも今日此処へ来たとき、さっきの話しとは全然違います。
それと………」
サ「どうかした?ののかちゃん」
「この島の住人は変です」
ゾ「変?…何処が?
普通だったじゃねーか」
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