第39話 天国島No.1
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「ねぇ、ロビンの言ってたマレスローレン王ってどんな人なんだろうね?
私達と変わらない年齢って言ってたし」
サ「気になるのかい?」
「うんちょっとね♪」
ゾ「ま、どーせ親から地位も名誉も譲り受けただけの成金野郎じゃねーのか?」
「ゾロ、興味ないのがプンプンに伝わってくるよ∪」
”ドンっ!”
「きゃっ!」
ののかは苦笑いを浮かべつつ、後ろ向きに歩いていると急に背中の方に衝撃が走り、バランス崩して倒れてしまった。
サ「ののかちゃん大丈夫かい!?」
「うん、大丈夫∪」
「すみませんお嬢さん!
私がちゃんと見ていなかったから………ぁ////////
…あ…御怪我はありませんか?/////」
ぶつかったと同時にののかに手が差し伸べられ、その手の持ち主を目で追っていくと、そこにはマリンブルーの瞳を持った紳士的な男性がいた。
歳もののかより少し上ぐらいで、サンジに負けないぐらいスーツを素敵に着こなし、肩ぐらいまであるウェーブのかかった銀髪はまるで映画のハリウッドスター様にも見えた。
「私の方こそごめんなさい!
ちゃんと前を見て歩いていなかったから∪
怪我は無いんだけど……靴が∪」
幸いにも怪我は無かったが、ヒールが石畳の間に挟まってしまい、こけた衝撃でかかとの部分が折れてしまった。
歩こうにも片足で歩くには無理があり、かといって裸足はもっと無理だった。
「もしよかったら私の屋敷に招待しますよ
ぶつかったお詫びもしたいですし」
「あ、いや…でも……きゃっ!//////」
ののかはそこまでしてもらうのも悪いと思い、断ろうとしたが、その青年に軽々と抱きかかえられると、それに驚いたののかはビックリして青年の首に腕を回した。
サ「このヤロ!#
俺のののかちゃんに!##」
ゾ「テメェのじゃねーだろクソコック」
「宜しかったらお二人も私のお屋敷にどうぞ
最高のおもてなしをさせて頂きますよ」
青年は近くにいた何人かの使いの者に指示すると、一台の馬車がののかたちの前に到着し、彼等の返事を聞かないまま半ば強引に馬車へと乗せると、カラカラと音を立てて車輪が動き出した。
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