第37話 2人でスイーツタイム
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「溶けないうちに」とサンジにいわれ、ののかはスプーンにすくって一口食べると、マンゴー果実の甘味とマンゴーソースの仄かな酸味が口いっぱいに広がり、ののかは幸せそうな表情を浮かべた。
サ「美味しいかい?ののかちゃん」
「おいしいよ♪…でも………」
”ギュ”
ののかは口にくわえていたスプーンを置いて立ち上がると、座っているサンジの背後からそっと包み込むように抱きしめた。
突然の事に驚いたサンジは何が起こったのか一瞬理解出来ず、マヌケな声を出してしまったが自分の背中には確かに愛しい人の温もりがそこにあった。
サ「…え…?」
「サンジ君がそんな悲しそうな顔してたら、気になってそれどころじゃないよ」
サ「…っ///////……ののか…ちゃん//////?」
「サンジ君今作り笑いしてるでしょ?
無理してる感じがするよ?
……私の怪我の事をまだ気にしてるんなら、もうそれは終わり」
サ「でも!」
「でもじゃない!
これから先、いろんな冒険をしていろんな敵にあった時、怪我なんていっぱいするんだよ?
このくらいの怪我を一々気にしてたらキリないよ
………でも…ありがとう心配してくれてv
サンジ君のそんな優しい所大好きだよ♪
だからお願い、いつものサンジ君に戻って」
ののかは先ほどまで抱きしめていた腕の力を更に強めると、金色に輝く彼の頭に自分の顔を埋めた。
あ……
サンジ君の髪って思ってた以上に良いにおい
なんか…凄く癒されるかも
そしてサンジは自分の後ろから回された腕をギュッと抱きしめると、口をひらいた。
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