第26話 あれから2年後
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ヒュノ「今貴殿が身につけている3つのアクセサリーだ」
「…え?…これ?」
ののかの首元、指、腕にはあのとき皆で買いに行った【証】が身につけられており2年前のあの日から片時も外す事は無かった。
オネ「いいか?今身につけているそのアクセサリーは、本来グランドラインには存在しない。
簡単に言うと、存在しないものは異世界からしたら毒…まぁ、ウイルスみたいなもんだ」
「ウイルス?」
オネ「そうだ。人間と同じで体内にあってもおかしくないものなら害はないが、そこに少しでも違うものが入ってきたらどうなると思う?
身体に取って、それはウイルスも同然だ」
ヒュノ「異世界も同じ事だ…彼等が持ち込んだモノのせいで再び時空に歪みが生じている」
「でもそれと私の関係って何なの?」
オネ「貴殿は今でも彼等にあう事を望むか?」
「…ルフィたちに?
……叶うなら…私は皆に会いたい!!」
オネ「望むなら貴殿がグランドラインへ行く事が出来る
…しかし行って戻る事は二度と出来ない
それでも貴殿はグランドラインに行く事を望むか?」
オネイロスの言葉に一瞬言葉を詰まらせたののかは飾られている家族の写真とルフィ達のポスターを交互に見て考えた。
簡単に出せる返事でないのは分かっている
向こうの世界に行くという事は、この私の世界を捨てるという事だ…
二度と戻って来れない…
でも今行かなきゃ、二度とルフィ達と会う事も出来ない
(俺や、父さん達の気持ちに嘘や偽りはねぇよ……どんな事があってもお前を愛しているのに違いはねぇ)
(どんなに遠くにいても、俺たちは家族だ。
どこからだってののかの事を見守ってる…)
あ……そうだよね
離れていても私達は家族なんだ
ののかは家族の写真を写真たてから取り、財布の中に入れこむと大事にしまい込んだ。
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