第36話 側にいたい口実
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「サンジ君もゾロも怪我は無かった?」
サ「…え」
ゾ「…ぁ」
「2人とも喧嘩すると結構ヒートアップしちゃうから、けっこう心配してるんだよ?
それに敵と戦うときに怪我なんかしてたら大変でしょ。
怪我したのが私でよかったよ♪」
ののかはベッドからおり、2人の手を優しく包み込むとゾロとサンジは彼女の傷口に触れないようにギュッと抱きしめた。
サ「ののかちゃん…ごめん…本当にごめん」
ゾ「…ののか…悪かった……俺の刀で怪我まで負わせてしまって」
抱きしめられたことによって初めは驚いたが、それよりも2人の身体が密かに震えていた事にののかは気付いた。
「傷は残らないみたいだから大丈夫だよ。
…扉を開けた時は驚いちゃったけど、大怪我をしたワケじゃないんだし!」
サ「…でも…」
「ハァ~∪…じゃあ私の命令聞いてくれる?
そしたら許してあげるから!
拒否ったら今日の事一生恨み続けるから」
ゾ「分かった…何をしたらいいんだ?」
「サンジ君は私の為に特製パフェを作る事!
で、私と一緒に食べるの♪
あ、甘さはちょっと控えめにお願いねv
ゾロは今日は不寝番だったよね?
私も一緒に不寝番をさせること!
ゾロは昼寝ばかりしてるから、その時ぐらいゆっくりゾロと話をしたいの♪
わかった?2人とも」
ののかの突然の命令にそんな事でいいのか?と思った2人だったが、真剣な眼差しで見てくる彼女を見るとNOとは言えなかった。
サ「承知しましたプリンセス。
夕食後のデザートに俺もお供させて頂きます。」
ゾ「ののかがそれを望んでるなら、俺もかまわねぇ」
「うん!ありがとうv」
ふふ♪
なんて、本当は私が2人の側にいたいだけ♪
怪我したのは予想外だけど
良い口実ができてよかった♪
END