第36話 側にいたい口実
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ののかが医務室に運ばれた後、キッチンでは怒りを露にしたナミがサンジとゾロの前に立っていた。
ナ「一体これはどういう事よ!?#
ちゃんと説明しなさい!!#」
サ「……あ……いや……これは…その」
ゾ「…」
ウ「どうせお前らのくだらねー喧嘩に、ののかを巻き込んだんだろ!?」
ナ「アンタ達の喧嘩なんていつもの事だから、そんな事どうでもいいのよ!
でもね!それにののかを巻き込んだ事が問題だっていてるの!!
下手したら死んでたかもしれないのよ!?」
ロ「貴方達は気をつけないと、いずれ己の武器によって大切な人に取り返しのつかない事をしてしまうかもしれないわ…。」
ル「……俺のクルーには…仲間を傷つける奴はいねーはずだ。
違うか?サンジ、ゾロ」
サ「…悪かった…」
ゾ「俺も…今回は反省してる」
ナ「謝るならちゃんとののかに謝んなさい!!」
床にはののかの血が数滴落ちていた。
ゾロもサンジも自分たちのしてしまた事に罪悪感を感じ、2人は彼女のいる医務室に行く事にした。
”コンコン”
ゾ「チョッパー入るぞ」
サ「ののかちゃんの容態はどうなんだ?」
「あ、サンジ君にゾロ♪」
扉を開けると、そこには治療を終えたばかりのののかがベッドに座っており、2人を見るといつものようにニッコリと微笑んでいた。
チョ「顔の傷は大丈夫だけど、肩の切り傷は6針縫っているよ。
傷が開くと行けないから、暫くは激しい運動はしちゃだめだぞ」
ゾ「…そっか……」
チョッパーから症状を聞いた2人は先ほどよりも更に表情を曇らせた。
「ねぇチョッパー、ごめんけどちょっと席を外してくれるかな?」
チョ「うん、分かった。
俺皆の所に行ってくる」
ののかの事を察したチョッパーは医務室から出て行くと、更に重い空気がサンジとゾロにのしかかって来た。
自分たちの喧嘩によって、一番傷つけたくない人を傷つけてしまったという後悔と罪悪感が彼等を包み込むと、ののかが口を開いた。
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