第36話 側にいたい口実
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
その日の船内は特にこれと言った問題も無く、天候にも恵まれそれぞれが有意義に過ごしていた。
ユラユラと揺れる波に任せるようにサニー号も同じように動き、心地よい海風が時折吹くと甲板に居る者達の髪をなびかせていった。
そんな中船内ではののかの事を先ほどから探しているサンジの姿があった。
いつもなら甲板かチョッパーの所にいる事が多いが、かれこれ1時間近く探しても見つけることができずののかの姿が無い事にだんだん心配になってきていた。
サ「なぁチョッパー」
チョ「ん?何だサンジ?」
サ「ののかちゃん見なかったか?」
チョ「ののか?そういや見てないなぁ」
サ「そっか…もし見つけたら教えてくれ」
チョ「よかったら、俺も一緒に探そうか?」
サ「ありがとうなチョッパー。
でも今新しい薬の開発中なんだろ?
気持ちだけ受け取っておくよ」
サンジは邪魔をしちゃいけないと思い優しく断ると、再び船内にののかを探しにいった。
チョッパーなら知ってると思っていたが…
マジでどこに行っちゃったんだ?
キッチンにもいなかったし、展望室にもナミさん達の所にもいなかったし
部屋にも行ったけど、ノックしても返事すらなかったし
サ「はぁ~∪……愛しいプリンセスの顔を見ないとやる気でねぇんだよなぁ∪」
もう少し探してみるか!
サンジはまだ探してない所があるかもしれないと、再度ののかを探してみる事にした。
その頃サンジが探しているとは知らず、当の本人ののかは自分の部屋で気持ち良さそうに眠っていた。
フランキーから新しい部屋を作ってもらうと、ののかは自分なりに部屋の飾り付けをしていたが疲れてしまい、いつの間にかベッドで居眠りをしてしまっていた。
そんな中、ののかが寝ている間にサンジが部屋を訪ねてきたが返事が無かったので、居ないものだと思い込んでいた。
「……ん……んん~~~!
ふぁ~~!……いつの間にか眠っちゃってた」
そういえば飾り付けの途中だったんだ∪
あぁ…もう3時半か
「サンジ君に飲み物でも貰いにいこ~っと♪」
***********
……ハァッ…やっぱりののかちゃん見つからなかった…
マジでどこに行ったんだ?
こんなに探しても居なかったなんて……
ゾ「おい何か飲み物ねーか?」
サ「……ハァッ……どこいっちゃんたんだ…」
ゾ「おい!」
サ「…ののかちゃ~ん」
ゾ「おい!!クソコック!!」
サ「うるせーんだよクソマリモ!!#
俺は今愛しのののかちゃんの事でいっぱいいっぱいなんだよ!#」
ゾ「はぁ?…ののか?
そういやアイツどこ行ったんだ?見かけねぇが」
.