第35話 1日のデート
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「ゾロ?荷物重たくない?
私少ししか持ってないから私も持つよ」
ゾ「気にすんな
こんなのいつもトレーニングで使っている重石に比べたら、全然軽いな」
洋服を見た後、日用品を買い最後は武器だけとなった。
ゾロは「買わなくてもいいんじゃねーか?」と再度確認したが、それでもののかはもしものときの為に護身用として持っていたかった。
街の人から見立ての良い武器屋を聞いて回り歩く事10分、一軒のお店へとたどり着いた。
店内に入ると店中にいろんな用途に応じた武器が置いてあり、ののかはゾロを連れてきてよかったと思った。
「いらっしゃいませ!
どのような物をお望みでしょうか?」
「え~~っと……その………
ゾロ?どうしよ∪」
ゾ「ののかは今までこういったもんを使った事あるのか?」
「ない!」
ゾ「威張って言うなよ∪
じゃあ得意なもんは?」
「…………あはは∪」
ゾ「ねーんだな?∪
護身用で言いならスタンガンとかがいいかもしれねーぞ?
使い慣れねー奴が、武器を使うと自分自身や味方まで傷つけてしまうしな」
「そうなんだぁ?
大剣豪様がそういうんだからそうかもしれないわね」
ゾ「決まりだな。
おいオヤジ、この店にスタンガンはあるか?」
「はい!ございますよ」
ゾロからのアドバイスもあり、ののかは使い慣れるまではそうしようと納得すると、店主はショーケースの中からとっておきの商品を出した。
「こちらのバトンタイプはいかがでしょうか?
普通の物とは違い、敵に遭遇した場合在る程度の離れた距離から電流を流す事が出来ますよ」
ゾ「威力はどのくらいだ?」
「威力は5段階まで調節がかの上御座います。
レベル1は軽い電流なので、精々軽い火傷ぐらいですね。
レベル2は意識はありますが、相手を少しの間動けなく出来ます。
レベル3は10分ぐらい意識を失ってしまいますね。
レベル4は巨人族が気絶する勢いで、レベル5は落雷と一緒ですので、岩をも粉砕してしまいます」
「い……岩もかぁ∪
なんかこっちまで被害でそう∪」
「大丈夫ですよ!その為のバトンタイプなんですからv」
ゾ「ま、普段からそんな威力のものを使う事はねーんだから、大丈夫じゃないか?」
店主からの説明を聞いて、一瞬ののかはどうしようか迷ったが、これから先の度の事を考えたら、持ってても損はしないだろうと思った。
「わかった!じゃあこれ下さい!」
「お買い上げ有難う御座います♪」
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