第85話 約束と決意、そして2年後に向かって
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
エースが死んで3日が経った。
ののかの怪我が治るまでの間、無人島に滞在している赤髪海賊団は、ののかの事を心配しながら過ごす日々が続いていた。
彼女に元気がないので、クルー達は宴だと言ってその場を盛り上げ、少しでも彼女に笑顔が戻ればと思っていたが、ののかには笑顔が戻る事がなかった。
一人になる時間が多くなり、ののかは船から下りては船から少し離れている岩場で、一日中海の向こう側を眺めているばかりだった。
シャ「ベックマン、ののかは?」
ベ「今日も向こうの岩場に行ってるぜ」
シャ「……そうか」
べ「ーーいいのか?」
シャ「…?」
べ「ののかをずっと一人にして良いのかって聞いてんだよ」
シャ「…あぁ…側にいてやりたいさ…。
いてやりたいが……」
【何が「必ず助ける」よ!!
何が「大切な人を守る」よ!!
結局私は何も出来なかった!!】
シャ「……今は…」
ベ「アンタがそんな事でどうする……。
今ののかの側に入れやれるのはアンタだけだろ
それとも、また手放すのか?」
シャ「っ…!」
ベンは甲板からののかのいる岩場に視線を向けると、タバコを煙を空に向かって吐き出した。
ベ「頭…アンタは大切な友の為に左腕を失った。
今度は愛する者の為に何かを失う気か?
…右腕か?それとも足か?
地位か?名誉か?夢か?
…違うだろ
次は失っちゃいけねぇんだ
何も失っちゃいけねぇんだよ」
【…どうして…ヒクッ…私の大切な人は……ヒクッ…皆いなくなっちゃうの?…ぅう】
【私はこれ以上…うぅ…あと何を……ヒクッ……失えばいいの?】
シャ「…ぁ」
ベ「ののかをそっとさせておきたいという頭の気持ちは分かる。
…しかしこのままののかを泣かせるのか?
もしそうだと言うなら、ののかは俺が貰う」
シャ「Σなっ!
それはベックマンでも絶対に許さん!」
ベ「フッ…だったら直にでもののかの側に行ってやれ」
ベンはニヤッと意地悪な笑みを浮かべると、シャンクスは小さく溜め息をついてポリポリと頭をかいた。
シャ「すまないベックマン
ののかのところに行ってくる」
ベンに背中を押されたシャンクスは、彼の肩をポンッと叩くと、そのまま船を下りて彼女の元へと足を運んだ。
.
