第84話 夢だと言って
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"ギュッ!"
シャ「…もう止めるんだ!!!!」
「っ!!」
シャ「……もうこれ以上自分を傷つけないでくれ
……もうこれ以上自分を憎まないでくれ」
「……ぅ……ぅうう……どうして…」
シャ「……?」
「…どうして…ヒクッ…私の大切な人は……ヒクッ…皆いなくなっちゃうの?…ぅう」
シャ「Σっ!」
【いやぁぁああああああ!!!!!!!
お父さん!!お母さん!!お兄ちゃん!!】
【…私は……もう……失った……なにも…か…も…
大事な…家族を……ヒクッ……3人も……ヒクッ…】
シャンクスの脳裏にはののかの家族の顔がよぎった。
「私はこれ以上…うぅ…あと何を……ヒクッ……失えばいいの?
……守ろうと思えば守れた
……助けようと思えば助けられた
ーーなのに私は!
……ヒクッ…私は!!!」
シャ「………ののか
確かに今回の犠牲はとても尊く、俺としてももう少し早くあの戦争を止められてたらと悔いている。
だが、エースの死は決して無駄ではなかった。
彼は自分の思いをルフィやののか、そして仲間達に托していった。」
【ののか…自分を…責めるなよ……ハァッ……俺の為に……頑張って…戦ってくれた事……スゲぇ嬉しかった……。
これからも……ハァッ……ハァッ……俺の為に……笑顔で…いてくれ…ハァッ……】
「ヒクッ……ぅ…うう!
うわぁぁああああああああああ!!!!!!」
どんなに叫んでも
どんなに名前を呼んでも
貴方は応えてくれない……。
エース…
私はどうしたら良い?
どうしたら私は……
END