赤「”自然系”じゃいうて油断しちょりゃあせんか？
お前はただの”火”
わしは”火”を焼き尽くす”マグマ”じゃ！！

わしと貴様の能力は完全に上下関係にある！！」




「エース……このままじゃ…
エースの未来は！

ルフィ！！
お願い！！彼をつれて早く逃げないと！！」





赤「”海賊王”G・ロジャー
”革命家”ゴラゴン！！

この二人の息子達が義兄弟とは恐れ入ったわい…！！
貴様等の血筋がすてに大罪だ！！
誰を取り逃がそうが貴様ら兄弟だけは絶対に逃がさん！！

そしてののかは今後海軍の所有物として悪を滅ぼす！！

…よう見ちょれ…」






エ「…おい！！まて！！
ルフィ！！！」





赤犬はギロっと視線をルフィに向けると、彼に向かって攻撃を仕掛けた。





「っ！！！
お願い！！！

やめてぇぇええ！！！！」







ル「！！！」






ルフィに向かって放たれた拳は勢いよく彼に向かってきた。





しかし、その拳はルフィに届く事はなかった。






「………っ」






ル「…え」





エ「ガフッ！！」








ルフィと赤犬の間に入ってきたエースは、彼を守るようにして立ちはだかると、全てを焼き尽くすマグマの拳がエースの体を貫いた。





「……そ……そん…な……！！！」





「エースがやられたァ〜〜〜！！！！」




「赤犬を止めろォ〜〜〜！！！」





エースがやられた事で、周りにいた仲間達が彼を助ける為に赤犬を止めよとしていた。



しかし赤犬は、まだ息があるエースに止めを刺そうと近づいてくると、彼等の近くにいたジンベエが阻止してきた。







赤「つまらん時間稼ぎはよせジンベエ
元七武海だ
わしの力は充分知っとろうが…」






ジン「この身を削って…時間稼ぎになるなら結構！！！
もとより命などくれてやるハラじゃい！！！」






そしてエースがやられた事を知ったガープもまた怒りを露にしていた。





ガ「ハァッ…そうやってわしを押さえておけセンゴク！！！
………！！！
でなければ……わしゃァ…サカズキを殺してしまう！！！」





セ「………！！！
バカめ…！！！」







それを止める為にセンゴクが彼思いっきり押さえつけていたが、ガープの怒りは既に頂点に達していた。










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