第80話 兄弟の想い
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エ「……おれは……腐っている……!!!」
「エース〜〜〜!!!!」
「エース!!!!必ず助けるぞ〜〜〜!!!!!」
「待ってろよォ!!!エース〜〜〜〜!!!!!」
仲間達のエースを助けようとする思いが彼に届き、一度死を覚悟したエースは目から涙を溢れさせ、再度生きたいという気持ちに包み込まれた。
エ「………くそ……俺は…歪んでいる!!!
……こんな時に……オヤジが……弟が…ののかが、仲間達が……!!
血を流して倒れていくのに!!!
俺は嬉しくて……!!!!
涙が止まらねぇ
今になって命が……惜しい!!!」
止まらない涙がポタポタと処刑台を濡らし、ガープもエースの思いに只歯を噛み締める事しか出来なかった。
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「お願い!!離して!!」
「ののか様それは出来ません!」
「貴女様は元帥からお預かりした大事な方なんです!」
「処刑台の上はとても危険なんです!」
「危険だから何!!?私は海賊よ!!
センゴクさんの命令だからって私には関係ない!!
私のいるべき場所はルフィの所!!彼等の所よ!!」
処刑台から少し離れた所に連れてこられたののかは彼等の腕を振りほどこうと必死になって抵抗していた。
このままあそこを離れてしまったら!!
この先の未来は!!
エースの未来は!!!
そんなのイヤ!!
絶対未来を変えてみせる!!!
その時だった。
”ドォオン!!!!”
「っ!!?」
とてつも無く大きな音が広場から聞こえてきたのでののかは視線を向けると、そこには大仏の姿をしたセンゴクと、エースを守るように巨大な風船になったルフィ、そして倒れていく処刑台が見えた。
……っ!!
処刑台が倒れていく…!!
ってことはエースを助け出したんだ!!
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