第79話 処刑執行日
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声のしてきた方向に視線を向けると、そこにはルフィの祖父であるガープの姿があり、彼の登場に驚きの表情を浮かべた海兵達はののかを処刑台へと通した。
「ガープさん…ハァッ……ハァッ…有り難うございました」
ガ「なぁに…お嬢さんの事はセンゴクから聞いておる。
エースに要があったからこんな所まで体を引きずってでも来たんじゃろ?」
「ハァッ…ハァッ……てっきり豪腕の鉄拳が…頭上に落ちてくるかと思いましたよ…ハァーー。」
ガ「フンッ…わしゃ女子を殴るような拳は持ち合わせちゃおらん」
「クスっ……なら安心しました」
ガ「それにわしもここに要があったからの…ついでじゃ
だがいいのか?
この階段を上がれば見たくないものも見てしまうんじゃぞ?」
「………覚悟は。
ーー覚悟はここへ来た時からしてましたよ。
ハァッ…ハァッ……見たくないものから目を逸らしていたら…ハァっ……私はこれから先何も救えない…。
彼等が…エースの為に命をかけているなら…ハァッ…ハァッ…私も…彼の為に…ハァ……命をかけたいんです。
エースは……エースは…私にとって…ハァッ…大切な存在だから」
ガ「…っ。
……大切な存在…かーー。」
アイツにも…白ヒゲ意外にそう思ってくれる人がいたとはな。
ガープとののかは処刑台までの階段を上り辿り着くと、目の前ではエースを助けにきていたオーズがモリアの攻撃によって崩れてしまっていた。
「エースぐん…」
エ「オーズ!!!」
「っ!」
エ「オーズ〜〜〜〜!!!」
【白ヒゲには能力者と手強い隊長達が乗っているからな。
その為にも、今回そこにいるののかを連れてきたのだ】
……出来ない
【ののかの能力でこちらに攻めてくる海賊達を一網打尽し、賞金首は問答無用でインペルダウンに送り込む!】
……出来るわけがない
彼の仲間を……彼の大切な家族を……!
殺すなんて!!
……出来る分けない!
貴方を見殺しになんか!!
だって…私の大切な人だからーー。
「……エース」
END