第77話 迫られた決断と彼女の訴え
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「……ここで大丈夫だよね?」
広間へとやってきたののかは扉の前で立ち尽くしていた。
青キジには先に行って待っててくれと言われたが、凄いメンバーが揃っている室内に自分が入っていくのはとても勇気がいり、緊張してしまう程だった。
確か今ここにいる七武海メンバーって、ドフラミンゴにミホークさん、ハンコックさんにバーソロミュー・くま、そしてゲッコー・モリアか…。
ミホークさんとハンコックさんは良いとして……他のメンバーには会いたくない…。
ーーーってかドフラミンゴには会いたくない∪
ののかは扉のドアノブを手にかけたまま小さく溜め息をつくと、突如背後から声をかけられた。
「お主、ここで何をしておるのじゃ?」
「…え?」
いきなり背後から女性の声が聞こえ、その声にとても聞き覚えのあったののかは直ぐに後ろを振り向いた。
するとそこには、とても美しく、品やかな体と気品あふれる風貌をしたハンコックの姿があった。
「ハンコックさん!////」
ハ「何じゃ?
そなたは、わらわの事知っておるのか?」
「えっ…あ、…その∪」
ヤバい!!
感激のあまりつい口走っちゃったよ!∪
「あ、あ〜!
ほらハンコックさんってし七武海だし、結構有名じゃないですか!
それにル、ルフィもハンコックさんの事凄く好きみたいだから〜∪」
その場しのぎとは言え、結構無茶があったかも?∪
ってかハンコックさんメチャメチャ疑いの眼差しで見てるんですけどぉお!∪
ハンコックは目を細めてののかの事をじ〜っと見つめてくると、彼女もまた額に薄ら冷や汗をかきながら苦笑いを浮かべていた。
すると次の瞬間ーー。
ハ「ル…ル……ルフィがわらわの事好きぃ!!?/////
そうなのか!?
ルフィはわらわのこと愛しておるのか!?////」
「Σえ…あ……まぁ、好きな方だと思いますけど∪」
ハ「Σこれはもうプロポーズ!!/////
ーーそう言えば、そなたはルフィの事を知っておったな?
ルフィとはどんな関係なんじゃ?」
「えっと、ルフィとは仲間なんです。
私麦わらの一味で…。
今はワケありで一緒にいないんですけど……」
ののかは自分がルフィの仲間だと言う事をハンコックに告げると、少しだけ切な気な表情を浮かべた。
すると彼女のそんな表情を見たハンコックは優しい笑みを浮かべながらののかの頭にそっと手を乗せた。
ハ「そうか、そなたはルフィの仲間だったんじゃな
そう言えばまだ名前を聞いてなかったな」
「私ののかっていいます」
ハ「ののか………そうか…そなたがーー。
ーー大丈夫、ルフィは無事じゃ。
女ヶ島でルフィはののかの事をいろいろ離してくれた。」
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