第77話 迫られた決断と彼女の訴え
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ののかがマリンフォードに来て9日目がたった。
あれから毎日の様にドフラミンゴはののかを追いかけ回し、彼女もあんな事があってから今まで以上に必死になって逃げていた。
ドフラミンゴのスキンシップが毎回過激なものへと変わっていったが、その度にミホークや青キジがののかの事を助けていた。
そして今日もドフラミンゴに追いかけられている所を青キジが助けられ、ずっと鬼ごっこをしていたののかは部屋でグッタリしていた。
「はぁ〜……疲れたぁ〜∪」
青「毎日、毎日飽きないねぇ〜」
「好きでやってるわけじゃないですよ
ドフラミンゴが勝手に追いかけてくるんですぅ
…こっちの迷惑も考えてほしいですよ∪」
ののかは青キジがいる仕事部屋に戻ってくると、グッタリとした表情を浮かべソファの上に倒れ込んだ。
青キジもののかが寝そべっているソファに腰を落とすと、隣にいる彼女の頭にそっと触れた。
「ぁ…クザンさんの手…冷たくて気持ちいいです」
青「そうかい?
ま、ヒエヒエの実の能力者だからね
そういえば前に約束していたこと覚えているかい?」
「約束?………………何か有りましたっけ?」
青「七武海の集まりがあるって言ってたでしょ?」
「あぁ!そういえば…」
青「これからセンゴクさん交えてあいつ等と話しがあるから、ののかちゃんにも出席してもらおうと思ってね」
「私もですか?」
青「あぁ、火拳のエースの処刑が明後日だから、ののかちゃんにもそこんところちゃんと聞いててもらわないといけないからね」
「っ!」
青キジからエースの処刑日を聞いたののかは一瞬表情を強張らせた。
エースの処刑が明後日
そうなると、ルフィ達は今インペルダウンにいるってことだよね?
私が動けば何か変わる?
私が何かしら行動を起こせば、エースは助けられる?
青「ま、そう緊張しなさんな。
取りあえず、先に広間に行っててくれるか?
俺はちっとばかり書類を整理してからいくよ」
「あ、分かりました。
じゃあ先に行って待っていますから」
ののかはダルさの無くなった体をソファーから起こすと、青キジは机に向かい、ののかはその脚で七武海のメンバーが揃っている広間へ行く事にした。
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