第75話 はじめましてコビー
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「良かったら話し相手になってくれませんか?」
コ「僕なんかで宜しければ!
今訓練も終わりましたし」
コビーはニッコリ笑ってののかと握手をすると、二人は近くの階段に座って話しをしだした。
コ「ののかさんって、大将青キジとお知り合いなんですか?」
「ううん、知り合ったのは今日が初めて
私、海賊なの」
コ「Σえぇえ!!?
か、海賊が何でここに!?」
「私、悪魔の実の能力者で、近々ここで行われるエースの処刑の為に協力しなくちゃいけないの」
コ「……協力?」
「エースを助けるために白ヒゲが攻めてくるだろうから、私の能力でここを守ってほしいんだって……。
私、全然強くないのに…。
ーーそれに、迷っているの
エースは私に取ってとても大切な人、だからその大切な人の仲間達と戦う事なんて出来ない……でも、海軍に協力しないと今度はルフィ達にも迷惑がかかってしまう。
エースも助けたいしルフィ達も守りたい
私……どうしたら良いのか分からなくてーー。」
ののかはコビーに自分の思っている事を話した。
コ「そうだったんですか……海軍に協力しないとルフィさん達がーーーーーーえ?」
「ん?どうかした?」
コ「えっと……ののかさんって海賊でしたよね?」
「うん、そうだよ」
コ「ののかさんの船長って……」
「ルフィだけど?
私麦わら海賊団なの」
コ「Σぇぇえええええええ!!!
ののかさんってルフィさんの仲間だったんですか!?」
彼女からの突然のカミングアウトにコビーは目を飛び出しながら驚いた。
「何度も驚かないでよ煩いな∪」
コ「す、すみません∪
いろんな事が突然過ぎたので…∪
ーーでも本当に驚いちゃいました。
まさかルフィさんの仲間がここにいるなんて思ってもみませんでしたから」
「まぁ、私も海軍本部に連れてこられるなんて思ってもみなかったわ」
コ「火拳のエースの処刑の事は情報として入ってきていました。
勿論インペルダウンにいる事も…。
ののかさんにしたら板挟み状態でどうしたらいいかなんてわかりませんよね。
でも、沢山迷っていいと思います!」
「…え?」
コ「例えどちらかの選択肢が間違っていたにせよ、最終的に決めた事を胸はってやり遂げればいいんですよ
だって自分が決めた事に悔いは無いはずでしょ?
ここのルールに従う事が自分の意に反する事なら、自分のやりたい事に従って動いた方が良いに決まってる。
ののかさんならちゃんと自分で答えを引き出す事ができますよ!
……って僕なんかが言うようなセリフじゃないんですけどね∪」
コビーは自分の言った事に対して恥ずかしくなると、一気に顔を赤くして何度も彼女に「すみません」と謝った。
自分のやりたい事に従ってーーーか
「クスっ、ありがとうコビー!
アナタのお陰で少し元気になったわ!」
私は私が思う様に行動すれば良い
海軍からの指示じゃなく…。
私の思いでーー!
END