第75話 はじめましてコビー
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「体重を含め、アナタの体に纏わり付いている重力を増加させたの♪」
ドフ「ののかちゃんは……の、能力者…って…わけ……か」
「まだそこまで能力は使いこなせてないけどね
じゃ私はこれで失礼するわ!
3分ぐらいたったら効力も切れると思うから。
じゃあね!」
ののかは床で倒れているドフラミンゴに背を向け、その場から走って去っていくと、一人取り残されたドフラミンゴは、彼女が走り去っていた方向に視線を向け再び笑みを浮かべた。
フッフッフ……こりゃいいモンを見つけたぜ。
余計に興味がわいてきた
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「ハァッ…ハァッ……や、やっとアイツから逃げる事が出来た∪」
ドフラミンゴから逃げ切る事ができたののかは建物の外やってくると、疲れきった体を引きずる様にいて歩いていた。
それにしてもここってどこなんだろ?
クザンさんは迷子になるなって言ってたけど……。
「すでに迷子になっちゃってるよ~
本部なだけあって、無駄に広すぎるんだよねぇ」
周りをキョロキョロと見渡すと、ののかは取りあえず歩いていれば何処かに辿り着くだろうと思い、気ままに歩き回っていた。
「……ぁ………ここ…は」
歩く事15分、ののかは海軍の船が沢山並んでいる三日月形の湾にやってくると、その場で立ち止まった。
そこは本でも見た事のある広場で、エースが処刑されるであろう台が高々とそびえ立っていた。
【……ののか…………俺は……ののかが思っているほど良い人間じゃねぇ……俺は…生きてちゃいけねぇ人間なんだ…】
ーーここでエースが処刑される
……エース
まさか避けていた時間が再び動き出すなんて……。
そびえ立つ処刑台を前にして、ののかは昔エースが自分の世界で言っていた言葉を思い出していた。
その時の彼の表情や言葉が頭から離れる事が出来ず、ののかは切な気な表情を浮かべていた。
「ここで何をしてるんですか?」
「…え?」
背後から声をかけられたのでののかは振り向くと、そこにはピンク色の髪に額にはバンダナと大きな丸いフレームのメガネをかけている男の姿があった。
この人!
ーーもしかして!
コ「あ、突然すみません
僕は海軍曹長のコビーと申します」
「私はののかです
クザンさんから散歩してきて良いと言われたので適当に見て回ってたんですけど、道に迷ってしまって」
「そうだったんですか!」
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