第75話 はじめましてコビー
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ドフ「オメェ名前は何だ?」
「えっと……ののかです」
ドフ「フッフッフ!ののかか…。
お前俺の女になれ」
「……………………Σはぁああ!!?」
突然のドフラミンゴの言葉に、一瞬何を言っているのかサッパリ分からないといった表情を浮かべていたののかだったが、時間差でそれは驚きへと変わった。
「いやいやいやいや!!意味分かんない!
ってか何で会って数分の男のモノになんなきゃいけないのよ!
新手のナンパ!?
それにアンタ身長デカすぎ!
さっきから首痛いわ!!」
身長が165cmのののかに対してドフラミンゴは3mだった為、ずっと彼を見上げる形になり首が痛くなっていた。
ドフ「フッフッフ、ルックスが俺好みだからだ。
何より、この俺にそんな口の聞き方をする奴は初めてだしな。
尚更気に入ったぜ」
何コイツ!!∪
見た目だけじゃなく頭の中もピンク色じゃん!
「わ、私は貴方に興味が無いので遠慮しておきまーーーす!!」
ののかは鳥肌を立たせると、彼の腕を振り切ってその場から一目散に走って逃げた。
しかし、ドフラミンゴが目の前の獲物をそうやすやすと見逃すわけがなく、彼も彼女の後を追って走り出した。
ドフ「俺と鬼ごっことは良い度胸じゃねぇか」
「Σぎゃぁああ!!追いかけてきたぁああ!!∪」
全速力で走るののかに対して、ドフラミンゴは余裕の笑みを浮かべながら追いかけてきた。
どうしよう!!
ここであんな奴に捕まったらいろいろ面倒だよ!!∪
どーせ同じ七武海と仲良く出来るならミホークとかハンコックとかが良かったよぉお!!
ののかは目に涙を浮かべ、必死に走っていると直ぐそこまでドフラミンゴが迫ってきていた。
ーー少しでも時間稼ぎが出来るなら!!
ののかは走るのを止めて立ち止まると、観念したと思ったドフラミンゴは彼女の前でその脚を止めた。
ドフ「観念して俺の女になる事に決めたか?」
「……そうね。
このまま走ってもアンタに勝てる気はしないし……だからもう鬼ごっこはおしまい」
そう言ってののかは彼の方に歩み寄ると、そっとドフラミンゴに手を差し伸べた。
そして彼もまたニヤッと笑みを浮かべると、ののかが完全に諦めたと思いその手を掴んだ。
「…引っかかったわね
チェンジ・グラビティ!」
ドフ「Σっ!!」
”ドォンッ!!”
ドフ「グっ……な、何だ…こりゃ……」
ののかはドフラミンゴの手に触れた途端、彼の体は勢いよく床に倒れた。
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