第74話 時間の歪み?死へのカウントダウン再開
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そして、連れて行かれる事10分後、ののかは一つの大きな部屋へと通された。
その部屋には仕事用の大きなデスクに4、5人は座れそうな程の長いソファーや本棚等が置かれており、本以外で見るその部屋にののかは物珍しさからキョロキョロと辺りを見回した。
青キジは海軍コートを無造作に椅子にかけ、大きめのソファーに腰を落とすと、扉の前で立っているののかに座るよう声をかけた。
青「ま、適当に座っちゃって」
「あ、はい」
青「じゃ、先ずは何でここに連れてこられたかは聞いてるよね?」
「…っ」
【貴方が食べた悪魔の実が海軍にとっても、とても重要だったのはホントよ。
この実一つで海軍は様々な能力者に太刀打ち出来る事が可能になるの。
本来海賊に渡ってしまった時点で即処刑だけど、殺してしまったらその悪魔の実はこの世の何処かへと消えてしまう。
だったら……殺すぐらいならこちらで保護するってわけ】
「……はい…ヒナさん達から聞きました。」
青「聞いたんなら後は早ぇな。
……何で逃げなかったんだ?」
「ーーえ?」
青「ののかちゃんの能力ならスモーカー達を振り切って逃げる事だってで来た筈…。
なのに何でそんな事しなかったんだ?」
「…私が逃げるとルフィ達に危害が咥えられるから…。
ここに来たのは、海軍の為なんかじゃない
ーーーここへは皆を護る為に来たんです」
青「皆を護る為…ねぇ」
「私は貴方達の命令を聞きました。
だから貴方達も約束してください……私の大切な仲間に手を出さないって」
ののかはその強い眼差しで青キジを睨みつけると、怖がる素振りや、不安な表情を一切しない彼女に青キジは興味を持ちはじめた。
青「フッ……ののかちゃんってなかなか面白い子だね。
普通の奴なら、俺が前に立っているだけでビビり上がって逃げていくけど、ののかちゃんはしっかり自分の意見を俺に打つけてくる
いや〜、俺今ので君の事気に入っちゃったかも」
「はぁ?∪
いや、気に入られる理由も分かりませんが∪
…と、兎に角!
こうやって私は抵抗する事無くここへ来たんです!
だからルフィ達には手をださい出くださいね!」
青「あ〜、わかったわかった
俺は約束は守る男だ。
麦わら達には手を出さねぇと約束するよ」
「あ、クザンさん…聞いてもいいですか?」
青キジは頭をポリポリとかき、ののかと約束を交わすと、彼女は一つの疑問を彼に問いかけた。
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