第73話 麦わらとの別れと決意
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
しかし、その時だったーー。
「私の前を通り過ぎることは許さない
全て緊縛(ロック)してあげるわ」
「ーーーえ…?」
”ガシャンッ!”
「キャァっ!」
”ドサっ”
「「「「「「「!!!」」」」」」」
ル「ののか!!」
船に向かって走っている時だった。
近くから女性の声が聞こえてきたと思い、一瞬そちらに視線を向けると、そこにはロングヘアーでタバコを咥え、ワインレッドのスーツを着こなしているとても綺麗な女性が立っていた。
ののかはルフィ達の後ろを走ってきており、彼女の前を通り過ぎようとした次の瞬間、突如体の動きを封じられ、地面に倒れ込んでしまった。
「一人捕まえたわ」
ス「…ヒナか」
た「ヒ、ヒナ大佐!」
ヒ「遅いわよスモーカー
一体何してたの」
ののかを捕まえたのはスモーカーと同期で海軍本部大佐のヒナだった。
ヒ「まったく…アンタがそんなんだからいつも麦わら達に逃げられるのよ」
ス「フンッ…俺には俺のやり方がある」
ヒ「ホント甘ちゃんなんだから…。
それよりもスモーカー。
この子が例の能力者で良いのよね?」
ス「あぁ、間違いない。
ーーニテンスでカエカエの実を喰った能力者だ」
「………な、何でその事を」
私が能力者になってから一度も海軍には出会っていない。
ましてや船以外で能力を使ったのはここが初めてだし…。
なんで海軍が私の能力のことをーー。
ロ「っ!!…まさか」
ナ「どうしたのロビン?」
ロ「ニテンスでルフィのお兄さんが言ってたでしょ
ギルビア達は海軍をお金や武器で買っているって…。
ギルビアと繋がっていた海軍なら、悪魔の実が誰の手に渡ってしまったのか調べる事なんて雑作も無いわ
もし悪魔の実があるのなら奪い取れば良いだけの話しだけど、もしそれが食べて無くなってしまったのであればーー。」
ナ「皆ののかの能力を狙っているって事ね」
ヒ「私達そんな下衆な海軍と一緒にしないでくれる?
ヒナ心外
でも貴方が食べた悪魔の実が海軍にとっても、とても重要だったのはホントよ。
この実一つで海軍は様々な能力者に太刀打ち出来る事が可能になるの。
本来海賊に渡ってしまった時点で即処刑だけど、殺してしまったらその悪魔の実はこの世の何処かへと消えてしまう。
だったら……殺すぐらいならこちらで保護するってわけ」
「…保…護?
じゃあ、私は…!」
ス「抵抗はさせねぇ
貴様はこれより海軍の元、身柄を保護させてもらう
要は海軍本部に連行だ」
「「「「「「「!!?」」」」」」」
「Σなっ!!」
.