第73話 麦わらとの別れと決意
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ゾロとののかはその声がした方に視線を向けると、そこには海軍少尉のたしぎの姿があった。
ゾ「Σげっ!お前は!」
た「ん?
…Σあぁああ!!貴方は!!ロロノ…わっ!!」
ゾ「ののか逃げるぞ!!」
「Σきゃっ!」
たしぎはゾロに気づくとゾロが彼女の体を押し退け、ののかの腕を掴むと一目散にその場から走り出した。
た「なんでロロノアが此処に!?
貴方達!!スモーカーさん達に連絡を!!」
「はっ!」
店を駆け足で飛び出したゾロ達の背後からは、たしぎと海兵達が大人数で追いかけてきた。
た「ロロノア!!待ちなさい!!
今日こそ貴方を捕まえます!!」
ゾ「待てと言われて待つバカがいるか!!
ったく面倒クセぇ奴だな!!」
「まさか海軍がいるなんて!!
ルフィ達にも知らせないと!」
ゾ「そんなもん後だ!
取りあえずコイツ等を何とかしねぇと!」
後ろから迫ってくる海兵をどうにかしようと考えているゾロだったが、今は隣にののかがいるため彼女を護る事に精一杯だった。
「あの人達を何とかすれば良いんだね!?」
ゾ「おい!何する気だ!?」
そう言ってののかはゾロから腕を振りほどき、その場に立ち止まると、海軍の方に向き直り地面に手を触れた。
前にリンゴを柔らかくしたんだから、今回も出来るはず!
「チェンジ・ソフト!」
”ボヨンっ…ポヨンっ”
「うわぁあ!何だこれ!?」
「道が急に柔らかくなったぞ!!」
「これじゃあ走れねぇ!!∪」
た「こ、これは悪魔の実の能力!?」
ののかは自分の能力で道を柔らかく変えてしまうと、後ろから追いかけていた海軍達はその道に脚を取られてしまい、追いかける事が困難になっていた。
「ゾロ、早く行くわよ!!」
ゾ「お、おう!」
ののかの能力のお陰で、ゾロ達は海軍達をその場から撒く事が出来た。
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