第73話 麦わらとの別れと決意
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「凄いね〜!
ナミやロビンが言った通り、いろんなものが売ってるんだね」
ゾ「あぁ、そうだな
どこみても人だらけじゃねぇか」
「今まで行った島の中で、此処が一番凄いかもね!」
ゾ「ののか、迷子になるんじゃねぇぞ」
「…………それって、私じゃなくてゾロが気をつけなきゃいけないんじゃない?∪」
ゾ「う、うるせぇ!/////
俺はいつも迷ったりしねぇよ!∪」
二人はそんな他愛も無い話しをしながら、街中を歩いていると、ののかは欲しいモノは無いと言ってもやはりそこは女の子で、ショーケースの中の服やアクセサリーを目にすると、ついついそちらに視線が釘付けになっていた。
ゾ「気になる店があるなら行ってきてもいいんだぞ?」
「ううん、大丈夫!
それに今はゾロと一緒だから側にいないと迷子になっちゃうからね」
ゾ「だから俺は迷子にはならねぇよ∪」
「私より、ゾロはどうなの?
何か気になるお店とかあるんじゃないの?」
ゾ「ん〜…俺も特には…………あ、一件寄ってもいいか?」
「うん!」
ゾロもののかと同じで特に何処かに行きたいというわけではなかったが、一件だけ行きたい所を思い出したゾロはののかの手を引いて、その場を移動しはじめた。
【10分後】
「武器屋さん?」
ゾ「あぁ」
ゾロに手を引かれ二人がやってきた所は、中心街から少し離れた所にある武器専門店だった。
ゾ「刀を手入れする道具が欲しくてな
丁度良かったぜ」
「クスっ、ゾロらしいね!
ーーでもこういった場所に来るの久々かも。
武器が欲しいって言って、前寄った島でゾロに武器を選んでもらったよね♪」
ゾ「そういや、そうだったな」
「いらっしゃい
何かお探しかね?」
店内に入ると顎に立派なヒゲを蓄えたお爺さんが店の奥から姿を現し、ゾロは自分の欲しいものを店主に伝えた。
「ちょっと待ってなさい
在庫を確認してみるよ」
店主がカウンターの奥を探している間、ゾロはその周りにある武器をみていた。
ゾ「ほ〜…なかなか良い刀を置いてんだな?」
「お、兄ちゃんこの刀わかるか」
「あぁ、分かるさ
これは数珠丸だろ?
ーーそしてこっちは「あぁ!!菊一文字則宗じゃないですか!!♪」
ゾ「んぁ?」
店主と刀の事で話しをしている時だった、ゾロの話しを遮っていきなり背後から、大きな声と高めのテンションで刀をみてきた人がいた。
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