第73話 麦わらとの別れと決意
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ル「島だぁああ!!」
「え、島!?」
チョ「うわ〜〜!!久々の島だゾ!!♪」
ニテンスを出航して数日が立ったある日、麦わらの一味は帆を掲げ次の島に向かって航海を進めていると、彼等の目の前には大きな島が姿を現した。
「ねぇ、ナミ!
あの島ってどんな島なの!?♪」
ウ「珍しいもんとかあんのか!?」
ル「美味い食いもんとかあんのか!?」
チョ「俺新しい医学書が欲しいぞ!v」
近づいてくる島にルフィ、ウソップ、チョッパー、ののかの4人は目をキラキラさせていると、ナミはさっきまで読んでいた本を閉じた。
ナ「あの島はオール・ロクス(全ての場所)といってあの島で取り扱っている日用品や食品・服や雑貨等は、各地のいろんな所から取り寄せているらしいわよ」
ロ「他のところで買えなくても、その島で買えば全てが手に入れる事が出来るから、そこの島は常に買い物客で賑わっていると言われているわ」
「へ〜!
その島で何でも揃うならチョッパーが欲しがっていた本も見つかるかもしれないね♪」
チョ「何でも揃うのかぁ〜!
オレ凄く楽しみだv」
どんなものを見て回ろうか、何を買おうか、皆がそれぞれ買いたいものを考えていると、サニー号は目的の島に到着した。
港に船を停泊させると、周りには他の船も沢山停まっており、近くにあった漁業市場には買い付けにきていた人々の姿があった。
サ「お、あんな所に市場があるな」
「サンジ君は仕入れが先だね」
サ「そうだな。
切らしているものも結構あるし、何でも揃うなら此処である程度買っておかねぇとな」
「ルフィとかいっぱい食べるもんね!
じゃあ私はどうしよっかな〜」
ののかは今の所欲しいモノは無かったので、適当に見て回ろうかと思っていると、背後からゾロがののかの腕を掴んできた。
”グイッ”
「ーーん?…あ、ゾロ
どうかしたの?」
ゾ「あ、あのよ…ののかは何か予定とかあんのか?////
誰かと……見て回るとか」
「え?…ううん。
特に予定は無いから適当に歩こうかと思っていたぐらいだよ」
ゾ「そうか…なら俺と回らねぇか?/////」
ゾロは自分から滅多に誘う事をしないが、今回は珍しくののかを誘うと、少しばかり驚いたが、直ぐにニコッと笑うと彼の手を握って「いいよ♪」と応えた。
そして、ののかの可愛い笑顔をみて顔を赤らめると、ゾロとののかは船を降りて島の中心へと脚を進めていった。
しかし、このとき彼等は知らなかった…。
今、この島に海軍が来ている事をーーー。
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