第31話 自由時間その3
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ゾ「なぁ、じゃあ逆におめぇは不安じゃねーのか?
いくら知った世界で、俺たちの事も理解してるっつってもののかはこの世界の人間じゃねーんだろ?
この世界の事を全て知ってる訳じゃねーし、力があるわけじゃねー……
ましてやこれから先だってどんな危険があるかも分からねーこの世界で、ののかは不安じゃねーのか?」
ゾロの鋭い視線は彼女の事を見つめていた。
だがののかからみたその瞳は、自分の事を心から心配してくれる眼にみえた。
「……うん…
不安じゃないと言ったら嘘になっちゃう
一人だと右も左も分からない…生き抜いていく知識さえない……
でも【不安】という鎧を身にまとってこの世界で生きていこうって思う程、私は弱虫じゃないつもりだよ
先の事なんてどうなるか分からない……
ちゃんと生きて帰ってきてくれる保証なんてない」
お父さん
お母さん
お兄ちゃん……
ゾ「……あ……そういや…ののかの家族って
……わりぃ……嫌な思をっさせちまったな」
ゾロはののかの肩をそっと自分御方へと抱き寄せると、ののかは一瞬驚いた表情を浮かべた。
っ///////……ゾロの胸ってこんなにも暖かかったんだ
「謝らないで。
私はあのときからルフィやエースやシャンクスさんに勇気を笑顔を、希望を沢山貰った…
……先の事なんて本当にどうなるか分からないけど!
悔いの無いように前に進む事は出来ると思ってるよ♪」
ののかはゾロを見上げるようにしてニッコリと笑顔を浮かべると、先ほどとは逆に今度はゾロが一瞬驚きの表情を浮かべ顔を赤くした。
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