第70話 新たな能力者誕生
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ナ「ちょっとルフィ!!アンタ!!」
サ「テメェ!!クソゴム!!##」
「……ル…フィ」
ののかが見たルフィの表情は真剣そのもので、いつものようなヘラッとした笑顔ではなかった。
ル「何で!!…何であんな事したんだよ!!!」
「っ!」
ル「ののかなら!!悪魔の実の事は十分知ってた筈だろうが!!
もう普通の人間じゃ無くなっちまうんだぞ!?
もう大好きな海で泳げなくなっちまうんだぞ!?
常に危険と隣り合わせになっちまうんだぞ!!?
さっきだってギルビアの攻撃を回避出来たのはたまたまだ!!
どんな能力なのかも分かんねぇのに、危険な事すんじゃねぇ!!!」
”ギュ!”
ルフィは大声で怒鳴ると、今度は彼女の体を自分の方へと引き寄せギュッと抱きしめた。
ル「……すげぇ怖かった…。
もう駄目だって思った…。
俺はののかを失いたくねぇ」
「……ルフィ……ごめんなさい…勝手な事して
ごめんなさい…迷惑かけちゃって
でもお願い、これだけは聞いて…。
私は麦わら海賊団のクルーよ。
だから皆のお荷物には…護られるばかりのクルーにはなりたくないの
危険な事があるのは十分承知してるわ。
…でも、危険じゃない旅なんてどこにも無い!
だったら、私も一緒に強くなって皆を護りたい!
自分勝手で、我が侭だけど…許してほしいの」
ル「っ…」
ナ「ルフィ、これがののかの本心なら、それを受け入れるのもキャプテンの勤めよ」
【ルフィ!!!エース!!!
あの言葉は嘘じゃないよ…。
今度は…今度は……私も皆と同じ場所で戦うから】
【大切な人を護る為なら、私はカナヅチも海軍も怖くない!!!】
ル「…わかった!
俺は受け入れる!!」
「有難う!!ルフィ!!」
ルフィはさっきの表情から一変して、いつもの様にニカッと笑みを浮かべると、緊張の糸が解けたののかは嬉しさのあまり彼の背中にギュッと腕をまわし抱きしめた。
そして、10人目のクルーののかは、
今日から能力者として生きていく事と、
大切な仲間達を護れるように強くなる事を
心に誓ったのであった。
END