第70話 新たな能力者誕生
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ギ「ははは!!
このまま死ねぇ!!」
「いやぁああ!!」
ののかはとっさに手を前に出し、もう駄目だと思い目をギュッと瞑った。
ルフィ達の彼女の名前を呼ぶ声が聞こえてきたが、ギルビアの攻撃を前にして、やはり自分では何も出来なかったのかと思っていた。
しかし、どんなに待ってようと痛みは一向にやってくる気配はなく、ののかはそっと目を開けると、彼女の直ぐ目の前にはボールのような丸い球体がフワフワと浮いていた。
「…ぇ…と…何これ」
ののかは目の前にある球体に触れると、ゴムボールの様に柔らかく、それをよく見ると球体に自分の顔が写っていた。
「これ…私がやったの?」
ーーあ…そう言えば
【カエカエの実は全て反対の物へと変えてしまう力があるんだ】
【例えば個体なら液体にかえたり、人がいる場所の位置や、温度、重さ、堅さなどと言った様々もの変えることが出来る】
…ってことは
さっきのガラスも固くて鋭いものから、柔らかくて丸いものに変わったって事?
ギル「そんなもん紛れにしかすぎん!
サークルカッター!!」
”ギュィィイン!!”
ギルビアは大きな円盤状の鏡を出現させると、それはもの凄いスピードで回転しながら、再びののか目掛けて襲いかかってきた。
”ザシュ!!”
「キャッ!………っぁ」
ゾ「ののか!!」
サ「ののかちゃん!!」
ギルビアの能力が迫ってくる中、ののかは避けようとしたが、運悪くガラスのカッターが彼女の腕をかすめ、服とともに腕を切ってしまった。
ののかはとっさに腕を押さえたが、切れた所からはポタポタと血が流れ落ち、彼女も苦痛の表情を浮かべていた。
痛い…
痛い…
…ヒリヒリとかそんな可愛いもんじゃ言い現せれない
ギ「次は腕を切り落として…「ギアギア2(セカンド)」
ギ「…ん?」
ル「ゴムゴムの…JET銃(ピストル)!!!!」
”ドンッ!!!”
ギ「ガハァッ!!!!」
ルフィはギルビアに強烈な一撃をお見舞いした。
すると、ギルビアの体は勢いよく吹っ飛ばされてしまい、彼が手にしていたクリスタルがその反動で手から離れていった。
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