第68話 彼女との約束
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ゾ「…ハァッ…ハァッ…」
…見ているだけ。
…何も出来ない。
ーーーー何も…護れない?
【ゾロの声が聞こえてきたの】
…っ!
【「俺の所に戻ってこい」「側にいろ」って】
【ゾロ…私を連れ戻してくれてありがとう】
【何度だって連れ戻してやる】
あぁ、そうだった
【俺がいつでも元の場所に導いてやる】
…あのとき…約束したな。
リ「こ、これで…さ、最後だよ」
リーフェンはボロボロになっているゾロに止めをさす為に、頭上で大きく剣を振り下ろした。
後数センチで決着がつくと思った次の瞬間…。
”ガキィンっ!!”
リ「…っ」
ゾロは血を流しながら彼の攻撃を刀で受け止めた。
ゾ「…あのとき…ハァッ…確かに約束した…ハァッ」
リ「何?」
ゾ「『連れ戻してやる』って……だから置いてきぼりにはさせねぇよ…。
ののかは…『俺が元の場所に導いてやる』と…ハァッ…ハァっ…確かに誓った!
…見ているだけじゃねぇ!
……何も出来ないことはねぇ!!
ののかが俺たちの元に帰ってくるまで、何度でも何度でも、地べたを這いずり回ってでも導いてやるって約束したんだぁあ!!!!!
三刀流…牛鬼 勇爪(ぎゅうき ゆうづめ)!!!!」
”ドォォオン!!!!!”
リ「Σ!!!!!!」
ゾロの渾身の一撃がリーフェンにヒットすると、リーフェンは血を噴き出しながらその場に倒れた。
ゾ「礼を言う……テメェのおかげで目が覚めたぜ」
END