”ザシュ！ザシュ！！”



サ・フ「「グァアア！！」」



割れた鏡の破片が爆風に乗ってサンジ達に襲いかかると、全身に破片が刺さった。




ブ「サンジさん！！フランキーさん！！」




ウ「クソっ！これでもくらえ！！
必殺煙星！！」




”ボォンっ！！”




ウソップは二人を助ける為に煙星でカイザの視界を奪うと、チョッパーとウソップとブルックは彼等の元に急いだ。




チョ「大丈夫かサンジ！フランキー！！」





サ「ハァッ…ハァッ…あぁ、大丈夫だ」




フ「…ハァッ…クッ…問題ねぇ」




ウ「嘘つけ！全身切り傷だらけじゃねぇか！
それにサンジは肋だって折れてんだろ！？」




サ「っ……こんなもん擦り傷だ。
それよりもあのカイザって野郎動きを少しでも止める事が出来れば…」




フ「アイツはサンジと同じ様に脚ワザを使いやがる。
すばしっこいのをどうにかしねぇとな」





ウ「……動きを止めればいいんだよな？」




サ「何か策でもあんのか？ウソップ」




ウ「あぁ…過去に一度スリラーバークで使った技だ。
でもこれは一発しか予備がねぇから、失敗したらおしまいだ」



ロ「だったら私がそのあいだ、時間稼ぎをしてあげるわ」




ウ「ロビン！
ナミ達と一緒に行ったんじゃ」




ロ「勿論そのつもりだったけど、向こうには鼻のきくチョッパーもいるからね。
それよりも、ウソップの作戦を確実に成功するなら私が少しの間動きを止めるわ。

煙も薄れてきたし、此処は彼に任せましょう」




サ「あぁ、分かった
…ハァッ…ハァッ……ロビンちゃん、ウソップ頼む

止めは俺とフランキーでやるからよ」




ロ「えぇ」




ウ「任せろ！」






先ほどウソップが投げた煙星の効果が薄れ、徐々に視界が戻ってきた。














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