第67話 同じ脚ワザを持つもの
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サ「擦り傷一つ無いとわな」
フ「一筋縄じゃいかねぇかもな」
カ「あまり退屈な思いをさせないでもらいたい
それなりに名の知れた海賊を相手にできて、私だって少しは興奮しているのだから!」
カイザは小さく笑みを浮かべ、サンジと同じぐらいのスピードで攻撃をしてくると、素早い左の回し蹴りがサンジの顔目掛けて襲いかかってきた。
”ダンッ!!”
カ「流石だ
私の攻撃を避けた奴は貴様が始めてだ」
サ「そうかい
そりゃ光栄な事だな」
カ「だが、此処からが本番だ!!」
カイザの攻撃は容赦なくサンジとフランキーに襲いかかると、彼の俊敏な動きをかわしたり、受け止めたりするだけで二人は精一杯だった。
ーーーークソっ!!
コイツの動き思った以上に素早いな
何か動きを止められたらいいんだが…っ
カ「ククッ、どうした。
戦いの真っ最中に考え事とは随分余裕があるんだな!」
…考えろ!!
コイツに勝てる方法を!!
”バキィ!!”
サ「っ!!…グァアア!!!」
フ「Σサンジ!!」
サンジはどうにかしてカイザに勝つ方法を考えているときだった。
一瞬サンジに隙が出来てしまい、それを見逃さなかったカイザはすぐさま右足で彼の左脇腹を狙うと、重たいキックが不運にもサンジの肋骨数本を砕いた。
サ「クッ…ハァッ…ハァッ…だ、大丈夫だ!」
フ「テメェ!よくも!!」
カ「『汚い真似を』…とでも言いたいのかい?
これは戦いだ。
戦いに綺麗も汚いも無いんだよ……ただ勝てばいいだけの話しだ!
ベンダバール・オーラ(疾風の波)!!」
"ガシャァアン!!!"
そしてカイザは大きく脚で空気を蹴り上げると、一気に強い風が吹き荒れると、周りにあった鏡が割れ、その破片がサンジとフランキーに襲いかかった。
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