第63話 不意義な鏡
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「えー!あんなの反則じゃない!#
ってか覗きだなんて趣味悪い!!」
カ「失礼な。
これは覗きではなく監視です」
「似た様なもんなじゃい#」
カ「どちらにせよ、貴女様はこの城から出る事は出来ません。
なので大人しく戻ってください。
それとギルビア様がお呼びです」
”グイッ”
「Σひゃぁ!」
カイザは軽々とののかをお姫様だっこをすると、それに驚いた彼女も、とっさに彼の首に腕を巻き付けた。
カ「クス…見かけに寄らず大胆なんですね?」
「貴方が急に抱き上げたんじゃない!/////
ってか下ろしてよ!こんな事しなくても私は歩けるから!!/////」
カ「下ろすと貴女様は逃げるでしょ?」
「勿論!」
カ「即答ですね。
でもそう言うの嫌いじゃありませんよ。
でもだからといって逃がす訳にもいきませんからね……不便かと思いますが、少しの間大人しくしててください」
カイザはお姫様だっこをしたまま、先ほどののかが歩いてきた長い廊下を再び戻って行った。
しかし、連れ戻されたからといってそこで諦めるののかではなく、抱きかかえられている間、次はどうやって逃げようかを考えていた。
まさかギルビアの能力が城の中にまで張り巡らされているとは思わななかったわ。
城の中にあるってことは…街だけじゃなく城の周りにもあるってことよね?
常に監視されているならルフィ達は近づく前にまたあいつ等にやられちゃう
カ「さ、着きましたよ」
「…え」
移動中考え事をしていたののかは、カイザの声でハッと我に帰った。
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