「みんなしっかりして！！」




ウ「ひぃい！！そ、そ、そんな大声…だ、だすなよ∪」



「…ウソップ…ルフィ…ナミ」



ディ「案外この能力って使えるんだよな～
面倒臭ぇけど」



彼等の姿を見たののかは「自分が何とかしないと」と思い、持っていた護身用のスタンガンを取り出し、彼等に向かって構えた。



「近寄らないで！
わ、私だって麦わらの一味よ！！
戦うことだって出来るんだから！！」



ディ「…ハァ…慣れないことはするもんじゃねーよ？
体震えてんじゃん」



「そ、そんなことない！！
いくわよ！！はぁああ！！」




ののかはスタンガンのレベルを3から、巨人族が気絶してしまう威力のレベル4へと上げると、彼等に向かってスタンガンを振り下ろした。




ディ「お嬢ちゃんがこんなあぶねぇもん振り回すんじゃねーよ。
あとあと面倒くせぇだろーが」


”ドスっ！”



「Σっ！」


ディズはいとも簡単に彼女の攻撃をかわすと、素早く背後に回り込み後頭部に一撃を与えた。



リ「おねーちゃん！！」




「リ……ル………」



”ドサっ！”





後頭部に一撃されたことでののかは意識を失ってしまい、とっさにディズが彼女のことを抱え上げた。



ディ「お～いリーファン！
こっちは終わったぞ～！」




リ「う、うん。
じゃあ…は、早くか、か、帰らないと」




リーファンの能力にやられてしまったエースとルフィ達は未だにオドオドしており、ギルビアの言われた通りののかを手に入れた2人はその場から姿を消していった。












END