第59話 謎の少女
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「なんであんな海のど真ん中で一人で漂流してたんだろうね?
しかもまだ子供だよ?」
ブ「何かのトラブルに巻き込まれたか…はたまた何処かの島から攫われ、そして逃げてきたかでしょうか?」
ウ「怪我の具合からしてそう考えるべきかもしれねぇが、ココから近くの島ってったら何処があるんだナミ?」
ナ「ここから近くの島ならニテンスっていう島があるけど、それでもココから船で3日はかかるわよ」
「ここから3日…じゃあ、あの子はその間ずっと一人でこの海を………私ちょっとチョッパーの所に行ってくる!」
ののかは少女の事が気になり、チョッパーのいる医務室へと向かった。
”コンコン”
「チョッパー?入っても大丈夫?」
ののかは控えめにノックをして扉を少し開くと、その空いた隙間から少し顔だけ覗かせた。
チョ「あぁ、今治療が終わったから入っても大丈夫だぞ」
ののかは医務室に入り、ベッドで眠っている少女の顔を見ると少しうなされている様に思えた。
ル「チョッパー、コイツの容態はどうなんだ?」
ナ「見たところ危険な感じはしないけど、一応用心はしてた方が良いかもしれないわね」
チョ「うん、体中小さい傷ばかりだったから、心配はいらないけど、ずっと海に浸かっていた事もあって体温が低いってことと、脱水症状にもなっていたから今点滴をしているんだ」
「…この子に一体何があったんだろうね?
まだこんなに小さいのに海で独ぼっちだったなんて…」
ロ「詳しい事は本人が目を覚ましてからじゃないと何も分からないわね」
目の前で眠っている少女に視線をおくり、心配そうに見つめるののかにルフィはそっと彼女の頭に手を乗せた。
「ルフィ…?」
ル「大丈夫、この船にはチョッパーがいるんだ。
こいつの事もちゃんと治してくれるさ」
チョ「おう!ののか、心配しなくて大丈夫だからな」
「うん、そうだね!」
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