第58話 貴方の為に出来る事
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「皆と一緒の部屋だったら他の人たちにも移っちゃうと逝けないから、サンジ君が治るまで私の部屋で看病をする事にしたの」
サ「え!?…でもそれじゃののかちゃんが…ゴホ!…ゴホっ!」
「大丈夫?∪
私の事は心配しなくてもいいのよ。
1人部屋なのは私だけだし、その方が私も看病出来るしね」
サ「すまねぇ…面倒…かけ…ちまって……ハァっ…////」
「仲間なんだからそんな事思わなくていいのよ♪
それにサンジ君には早く元気になって貰わないと、皆お腹を空かせちゃうからね」
ののかはクスッと笑みを浮かべると、サンジは自分の為に用意されたお粥を手に取った。
サ「そういや俺昨日から料理何も…」
「それも心配しなくて大丈夫!
サンジ君の変わりに私が料理を作るから♪
まぁ、サンジ君には敵わないけど料理は出来るしね」
サ「何から何まで…ハァっ…ハァっ……すまねぇな…/////」
「今のサンジ君は先ず元気になる事だけを考えて!
昨日から食事もしてなかったんでしょ?
口に合うか分からないけど、お粥作ったから少しでも食べて」
サ「ありがとう/////……ゴホっ…折角だし…頂くよ/////」
サンジは彼女の作ったお粥を少しずつ食べると、空っぽだった胃が徐々に満たされていき、小鍋に入っていたお粥は時間をかけて無くなっていった。
食事も終わり、チョッパーから処方された薬を飲んだサンジは、薬の効果もあり再び睡魔がやってくると、ののかは彼の額に氷のうを置いて頭を冷やした。
「薬も効いてきたみたいだね。
一旦寝ると良いよ」
ののかは立ち上がって部屋を出ようとしたその時、ツンっと服の袖が引っ張られると、サンジが赤い顔でののかを引き止めた。
サ「ハァッ…ハァっ/////……なぁ…ののかちゃん/////」
「ん?どうかした?」
サ「ハァッ…/////…俺が…寝るまでで良いから……ハァっ…側に…いてくれないかな?/////」
「…フフ♪サンジ君でも珍しい事ってあるんだね。
分かった。ずっとここにいるから安心して」
.