第56話 愛の料理を貴方に
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シャ「へ~、こりゃ対したもんだな。
これ全部ののかが作ったのか?」
「そんなわけ無いじゃん∪
私はお手伝いと、簡単な料理しか作ってないんだけどね」
シャ「いや、それでもこの量を作ったのは凄いぞ。
…ってことで、酒だぁああ!酒ぇぇえ!!」
シャンクスのかけ声で宴は盛大に始まった。
料理やお酒をクルー達は豪快に食べていき、ののかも食事をしている傍ら、シャンクス達にお酌をして回っていた。
シャ「これもののかが作ったのか!?」
「うん、お口に合うか分からないけどね」
シャ「何言ってんだ!超うめーぞ!」
まるでルフィの様にシャンクスは料理を口一杯に頬張ると、目の前にあった料理は次々と彼の胃袋の中に消えていった。
ベ「ののかも食べろ。
今日はオメェの為の宴でもあるからな」
「あ、ベンさん♪
はい、心配ししなくてもちゃんと食べてますよ!」
シャンクス達程ではないが、ののかも料理を口に運びながら、楽しい時間を彼らと過ごしていた。
宴が始まって5時間後、時間は深夜12時を回っていた。
騒ぎ疲れたのか、酔っぱらって眠てしまったクルー達は食堂で雑魚寝しており、その中にシャンクスも大きなイビキをかいて気持ち良さそうに眠っていた。
「クスッ…皆子供みたい」
お酒を飲まなかったののかは皆を起こさない様に、一人で食べた後の後片付けをしていた。
出した料理の数も多かったので、洗い物は当然の様に多く、ののかは手際良く食器を洗い出した。
”カチャ…カチャ”
「…もうこんな時間か…。
今頃、ルフィ達も眠っているのかな?」
男達のイビキが響き渡る中、ののかはルフィ達の事を考えていると、いきなり後ろから抱きしめられた。
「Σっ!!」
突然の事に驚いたののかは声を出そうと思ったが、彼女の視界に赤い色が入り込んで来たため、その色の持ち主がシャンクスである事に気づいた。
「シャンクスさん!∪…急に抱きつくから驚いたじゃない。」
シャ「悪ぃ…ののかがいなかったから」
「起こしちゃってごめんなさい。
後片付けしないとって思っちゃって」
シャ「んなもん、他の奴に任せとけばいいじゃねーか」
「そういう訳にもいかないよ、私の仕事だからね」
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