第53話 君は弱くない
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ゾ「ののか!!目を開けろ!!」
「………んっ……」
ゾ「Σののか!?」
「……ゾロ……私…」
ゾロは何度も何度も彼女に声をかけていると、閉じられていたののかの瞼がゆっくりと開かれ、小さく言葉を発した。
”ギュっ”
「…っ……ゾ…ロ?」
ゾ「…心配させやがって」
「ごめん…なさ…い…」
ゾ「…だが、生きててよかった」
…あ…ゾロ…ずっと心配してくれてたんだ?
あの暗闇の中、私を助けてくれたんだ?
ありがとう
ありがとう
「ゾロ…ありがとう助けてくれて
ありがとう…私を見つけてくれて」
ののかは力ない顔で優しく微笑むと、それを見たゾロも安心した表情を浮かべ、自分の大きな体にののかをスッポリと納めた。
冷えきっていたののかの体はゾロの体温と、パチパチと音を立てて燃えている焚き火によって少しづつ、赤みを帯びてきた。
ゾ「暫くは…このままで我慢してろ/////
服も濡れていたしな/////」
「…え?……Σっ///////」
ののかはゾロの言葉で自分の体を見ると、ブラジャーとショーツだけの姿になっており、その恥ずかしさから一気に顔を赤らめた。
「う…ううん!/////…だ、だ、大丈夫!/////
ゾロは助けてくれたんだし…/////」
ゾロも上半身が裸のせいか、抱きしめられてると肌と肌が触れ合い、いつも以上に彼の体温が直に伝わってきていた。
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