第29話 化け物である私
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「………私は人間としてじゃなく、神の命(みこと)として世へと生まれたの…
…それはもっとも神に等しい存在であり、尚且つ人々にとってはとても恐ろしい存在なの…」
八「どういうことなんです?」
「以前カミサマと戦ったとき私の目が、悟浄の髪の色みたいに紅くなったこと覚えてる?
……あれは呪蝕眼(じゅしょくがん)といって自分の力を極限状態まで引き出すことが出来るの
……しかし…その力が制御できなくなると悟空の金鈷と同じで本来の姿を現すことになる……そうなったら誰も止めることは出来ない」
浄「そっ…それじゃあこの前惷涯が言ってた襲欄って巫女と同じ力じゃねーか」
「そうよ………私は襲欄の生まれ変わり……この世に転生しても尚その力から逃げることはできないの………
……拒絶したでしょ?怖くなったでしょ?
……こんな化け物と一緒に居たらいつかは皆を傷つけてしまう
……だから私は元の世界に帰る」
全てを皆に伝えると幸恵は優しく、でも何処となく切なそうに笑っていた。
「さぁ!もう暗くなっちゃったし宿に戻ろう?」
幸恵は来た道を戻っていこうとしたとき、今まで黙っていた三蔵が口を開いた。
三「何故泣いている?」
「……え?何言って」
三「本心を隠してまで、自分を誤魔化してんじゃねーよ」
皆が来てからずっと我慢してたのに……
貴方はいつも見透かしちゃうんだね
……そうだよ
本当は………
「か……たく…な…よ」
三「聞こえねーよ」
「帰りたく…ないよ」
三「はっきりと言え!!!」
「帰りたくないよぉぉ!!!」
「「「!!!」」」
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