第29話 化け物である私
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
沢山泣いた。
惷涯に抱きしめられ背中を擦られながら、私はただひたすら泣き崩れた。
こんなに泣いたのは久しぶりだった。
分かっていたはずだった…………
いつかは訪れることぐらい予想はしていた。
でも…こんなにも早く
別れの時が来てしまうなんて…………
こんなにも辛い事だなんて……
知らなかった。
皆と一緒にいる事が
当たり前になっていた。
この世界が私の世界だと
思い始めていた……
でも違う……
私は……
此処にいてはいけない
存在なんだ
結局…
私の世界にも此処の世界にも、私の居場所なんてない。
初めから無いに等しいものだったんだ。
『化け物』として生まれてきた私は
唯の『化け物』でしかない
本当のことを三蔵達が知ったら………
絶対拒絶するよね?
だったらいっそうの事
私を突き放して………
.
