第25話 守るべき者たち
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神「……な…何…で」
三「……『無一物』――という言葉がある
師が俺に残した言葉だ
何物にも捕らわれず縛られずに生きろと――だが全てを捨てて生きる事が正しいのか
俺は俺なりの解釈でここまで来たつもりだったが……むしろ俺が何よりも捕らわれていたのは『無一物』という言葉そのものだったんだ
――迷いはない
俺には俺の生き方が……玄奘三蔵の称える『無一物』がある」
神「………わかんない
わかんないよそんなの
俺には何もないのにッ
君は色んな物持ってるじゃんか―――あんなに沢山
ズルイよそんなの……ねぇ俺に頂戴?」
三「やらねぇよ」
神「………ケチ」
全てが終わったかと思った次の瞬間゛ズズンッ”と大きな音を立てて城が崩れ始めた。
空「な……何だ!?」
神「ああ…そっか
ゲームはもうおしまいなんだね…先生」
空「!!…な、何だ!?地震…?」
神「違うよ……全部壊れて消えちゃうんだ
……ゲームはもう終わったんだから」
三「ゲーム…?」
神「先生の遊んでるゲームなんだ」
カミサマは力なく答えた。
空「何だよそれッ……おかし――だろそんなの!!」
神「早く逃げないとお城ごとペシャンコだよ?」
それを聞いた悟浄はカミサマの腕を引っ張ると無理やり立たせようとした。
浄「――何勝手なこと抜かしてんだよッ」
神「!?何で……」
浄「何でじゃねぇッ
てめぇそれじゃぁ金閣銀閣と何もかわんねぇだろうが!!
振り回されたこっちは良い迷惑なんだよッ
行くぞオラ!!」
だがカミサマは悟浄の腕を振り解いた。
神「ココで待ってるんだ」
浄「え?」
悟浄はカミサマが言おうとしてることを聞こうとしたそのとき、お城の瓦礫(がれき)が落下してきた。
三「おい行くぞ
時間がない!!」
神「……優し―じゃん」
浄「ケッ言ってろよ」
それを最後に三蔵達は城の扉から出て行った。
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