中の人にも祝福を!〜リアルで口下手すぎるライバーは、自分を変えたくて奮闘する〜
ゆっちと約束していたカラオケ練習当日。
僕とゆっちは、上野駅近くのカラオケボックスに来ていた。
土曜日だから受付には学生や、おじいちゃんおばあちゃんのグループがずらりと並んでいる。
「学生二名ですね!」
僕らの番になったとたんキラッキラの悪意ゼロスマイルで言われ、スマホ会員証を見せる。
僕がいつも行く店の系列店だから、共通の会員証が使える。店側でQRを読み取れば、名前や年齢などの情報があちらに表示される仕組みだ。
「し、失礼しました。大人1名様、学生1名様」
こっちが何も言わないうちから見た目で学生って決めるのはよくないよねー。
研修中の名札をつけた女の子が焦って頭を下げた。
この店舗は部屋数の割にドリンクバーが受け付け横の一カ所しかないから、機会の前に大行列が見える。
飲み物を取りに来るたびにこの列に飲まれるのは面倒だから、ワンドリンク制の三時間にした。
デンモクとマイクは部屋に備え付け。五人くらいで入れる広さの部屋が割り当てられたから、座らない椅子に買ってきたお茶やおにぎりのはいった買い物袋を置く。
「あらかじめ買い物してきて正解でしたねー、クライスさん。長いときはドリンクのおかわり取りに行くだけで五分くらい時間とられますもん」
「そう、だね。歌の練習します? それとも、機材の説明?」
もし本格的に配信したくなったときのために教えてほしい。というゆっちの希望で、僕が配信に使っている道具の一式を持ってきている。
何度もテレビ通話したから、最初のときよりゆっちと話していても緊張しなくなってきた。
練習の成果がでているなら嬉しい限りだ。
「それじゃあ、機械の使い方や配信の方法を聞いておきたいです」
「わかった」
鞄から道具一式を出してテーブルに並べる。
「スタリーをはじめ、ライブ配信アプリはだいたいスマホのみで配信可能です。ここまではわかります?」
「はい。アプリの説明にも書かれてますものね」
確認してから、自分のスマホでスタリーを立ち上げてみせる。
「えと、この間話したとおり、基本設定をしたあとはライブ開始ボタンを押すだけで配信ができます。使用音源の報告はあとからでオーケーです」
「ふむふむ。スマホだけでいいなら、このボタンやつまみがいっぱいついた機械はなんのためにあるんです?」
ゆっちが指したのはオーディオミキサーだ。
「これはオーディオミキサーって言って、この機械を配信に使っているスマホに繋ぐと、BGMと声の音量を調整できるようになります」
「んんんん?」
うーん。この違いってどう説明するとわかりやすいかな。
「ゆっちは、始めたばかりの新人さんの枠に入ったこと、あるかな」
「あ、はい。なんかスマホの音量最大にしても聞き取れないくらい声が小さい人とか、生活音がたくさん混じっている人とか」
「そう。スマホだけだと、配信する場所によっては音が安定しない。家族と同居している人だと、扉の開け閉めの音やテレビの音が入っちゃったり」
ゆっちはノートにメモしながらしきりにうなずく。勉強熱心だな。
「そういえばクライスさんの枠はいつも音が聞き取りやすいです。こういうので調整しているからなんですね。パソコンは音源を流す、マイクが声を拾うのはわかったんですが、ヘッドホンは?」
「リスナーにどういう風に聞こえているか、自分で確認するためにあります」
機器を接続してテスト配信モードにして、ゆっちにヘッドホンをかぶせる。
「あー、あー、わ、ほんとだ。ヘッドホンからあたしの声がする」
「本格的に収益化狙ってライバーになるか、僕みたいに毎日配信するんじゃなければ、スマホのままがいいですよ」
ゆっちがすぐにやめるか、のめり込むか。僕にはわからないから安易に機材をそろえるのを推奨できない。
「うーん、安い買い物じゃないし、よく考えてみます」
「それがいい」
機械を片付けて、それぞれデンモクを手に取る。
両親が若い頃は分厚い本の曲目一覧だったらしいけど、今ではこの端末でぱぱっと検索できてしまう。
ゆっちはタッチペンでぽちぽちとページを繰りながら、デンモクを僕に見せる。
「へへへ、カラオケに来ると履歴見たくなりません? あたし、友だちとくると絶対見るんです。前に部屋に入った人が何を歌ったかで、どんな年代の人だったのかなって想像するのが楽しくて」
「へえ……」
僕も自分の端末を操作して、履歴を開いてみる。
70年代の歌謡曲、演歌などが50曲くらい連なっている。そのなかにときおり幼児向けのアニメのテーマソングが入る。
空飛ぶパンのヒーロー、僕も小さい頃見ていた。今も放送しているんだ。
「……おじいちゃんが、幼いお孫さんを連れてきた?」
「あたしもそう思います。あ、それより前は湘北の凪の告白が10連続。結婚式の余興でも練習しているのかな」
ひとしきり履歴で推理したあとは、配信するためのボカロ曲をいれる。
イントロが流れてマイクを手にしながら、ゆっちは画面から目をそらさずに聞いてくる。
「クライスさん、今週はどうでした?」
「……あーっと、たなか兄さん、最近来てくれるように、なったでしょう? 彼が会社の同僚だったんです……。まさか、ばれていると思わなくて、クライスだろって聞かれたとき生きた心地がしなかったです……」
自分のケアレスミスでばれたのだから、笑うしかない。
でも田中さん、僕が配信してることを馬鹿にしたりせず、楽しそうだよなって受け入れてくれているからよかった。
人によっては何が楽しいんだ、って笑いそうだから。
「すごーい。そんな偶然ってあるんですねー。スタリーライバーってけっこうな人数いるはずなんですけど」
「ええ。……まさかまさかです。同僚がたなかかな? のお兄さんだなんて」
「大丈夫、だったんですか?」
「ばれた相手が彼で、よかったのかもしれません。はなす、きっかけができたから」
身バレして以降、田中さんは昼休憩に誘ってくれるようになった。
これまで出社してから帰宅するまで、業務以外のことで口を開いたことなんてなかったから、嬉しさより戸惑いのほうが大きい。
相変わらず喋るのがうまくないから、僕は相づちを打っているだけ。
それでも田中さんは嫌な顔をしない。根っから喋るのが好きなんだろうな。
誰にでも笑顔で話しかけるし、あれだけコミュ力が高いなら、事務課より営業課のほうが合いそうな気がする。
「よかったですね。たなか兄さんと話して慣れたら、ほかの社員さんとも話しやすくなるんじゃないです?」
「そうだと、いいなあ」
たぶん、経験を積むのは大事なこと。
3回繰り返しで練習して、ゆっちもすごく歌がうまいというのがわかった。
声が伸びやかだし、高い音の歌が得意みたいだ。
二つのパートがハモるところもきれいに重なる。
合間合間に、「クライスさんの生歌キター!」とテンション高めにタンバリンを振ってくれる。
「ゆっちは、どうでした?」
僕より人と話すのが得意だし、もう一緒にカラオケに行けるくらいにはなったのかな。
ゆっちは肩を落とす。
「九頭くん、最近教室で男友達と話していることが多くて、声をかけにくくなっちゃいました」
「そっか、……そういうときって話に割って入れないもんね」
空気を読む力が優れているがゆえに、話すチャンスがあまりないらしい。
「いっそ空気が読めなくなりたい……。でも話し中のとこ遮ったら嫌われちゃう」
「話せるタイミングがあるといいね」
クーラーの温度が少し低かったのか、トイレに行きたくなった。ゆっちに断りを入れてから部屋を出る。
受付カウンターとドリンクバーコーナーの間にあるから、どうして人混みの横を通ることになる。
ドリンクバーに並ぶ三人組の男子は、20歳になるかならないか。列の中でもひときわ声が大きくてうるさい。 ケラケラ笑い合いながらなにか話している。
「やーっと休みになったな。今週めっちゃしんどかったもん」
「毎回おれらがガードしてやったんだから感謝しろよ」
なんの話だろう。僕がトイレから出ても、三人はまだ列の途中にいた。
「てか花森 って明らかにカイちゃんに気があるよな。デブスにまとわりつかれるとか、マジかわいそー」
「ほんとやめてくれよ。おれの好みはモデルのRinaみたいなお姉様系だから。デブは勘弁」
「ああいう女って大体、恋心を隠すけなげなあたしとか思ってんだろ、きっついわ」
「だよな、覚えてるか。高校の時だって偽のラブレター下駄箱に入れといたら、陰キャブスが本気にして校舎裏にのこのこやってきたじゃん? あいつ鏡見たことないんじゃね?」
すごくやな男たちだなー、僕、間違ってもこういう人と友だちになれない。
よくそこまで女の子をけなせるな。
さっきまでゆっちの恋話を聞いていたから、気分が良いものじゃなかった。
まわりのお客さんも、あんまりな話の内容に顔をしかめている。
店長らしい中年の男性がカウンターから出てきて、三人に注意する。
「お客様、共同スペースですので、お静かにお願いできますか。あまりひどいようですと退出してもらわないといけません」
三人は顔を見合わせ、チッと舌打ちして階段を上がっていった。
態度悪っ。ああはなりなくない。
部屋に戻ると、ゆっちはANの歌を練習しているところだった。
なるべく音を立てないように扉を閉めて腰を下ろす。
「クライスさんお帰りなさい。やっぱANの歌って上下が激しくて音程とるのむずかしいですねぇ」
「あ、うん。僕もANの歌練習しようかな」
さっきのやつらのことはきれいさっぱり忘れて、コラボ配信のために練習がんばろう。
マイクを手にして、次の曲予約を入れた。
僕とゆっちは、上野駅近くのカラオケボックスに来ていた。
土曜日だから受付には学生や、おじいちゃんおばあちゃんのグループがずらりと並んでいる。
「学生二名ですね!」
僕らの番になったとたんキラッキラの悪意ゼロスマイルで言われ、スマホ会員証を見せる。
僕がいつも行く店の系列店だから、共通の会員証が使える。店側でQRを読み取れば、名前や年齢などの情報があちらに表示される仕組みだ。
「し、失礼しました。大人1名様、学生1名様」
こっちが何も言わないうちから見た目で学生って決めるのはよくないよねー。
研修中の名札をつけた女の子が焦って頭を下げた。
この店舗は部屋数の割にドリンクバーが受け付け横の一カ所しかないから、機会の前に大行列が見える。
飲み物を取りに来るたびにこの列に飲まれるのは面倒だから、ワンドリンク制の三時間にした。
デンモクとマイクは部屋に備え付け。五人くらいで入れる広さの部屋が割り当てられたから、座らない椅子に買ってきたお茶やおにぎりのはいった買い物袋を置く。
「あらかじめ買い物してきて正解でしたねー、クライスさん。長いときはドリンクのおかわり取りに行くだけで五分くらい時間とられますもん」
「そう、だね。歌の練習します? それとも、機材の説明?」
もし本格的に配信したくなったときのために教えてほしい。というゆっちの希望で、僕が配信に使っている道具の一式を持ってきている。
何度もテレビ通話したから、最初のときよりゆっちと話していても緊張しなくなってきた。
練習の成果がでているなら嬉しい限りだ。
「それじゃあ、機械の使い方や配信の方法を聞いておきたいです」
「わかった」
鞄から道具一式を出してテーブルに並べる。
「スタリーをはじめ、ライブ配信アプリはだいたいスマホのみで配信可能です。ここまではわかります?」
「はい。アプリの説明にも書かれてますものね」
確認してから、自分のスマホでスタリーを立ち上げてみせる。
「えと、この間話したとおり、基本設定をしたあとはライブ開始ボタンを押すだけで配信ができます。使用音源の報告はあとからでオーケーです」
「ふむふむ。スマホだけでいいなら、このボタンやつまみがいっぱいついた機械はなんのためにあるんです?」
ゆっちが指したのはオーディオミキサーだ。
「これはオーディオミキサーって言って、この機械を配信に使っているスマホに繋ぐと、BGMと声の音量を調整できるようになります」
「んんんん?」
うーん。この違いってどう説明するとわかりやすいかな。
「ゆっちは、始めたばかりの新人さんの枠に入ったこと、あるかな」
「あ、はい。なんかスマホの音量最大にしても聞き取れないくらい声が小さい人とか、生活音がたくさん混じっている人とか」
「そう。スマホだけだと、配信する場所によっては音が安定しない。家族と同居している人だと、扉の開け閉めの音やテレビの音が入っちゃったり」
ゆっちはノートにメモしながらしきりにうなずく。勉強熱心だな。
「そういえばクライスさんの枠はいつも音が聞き取りやすいです。こういうので調整しているからなんですね。パソコンは音源を流す、マイクが声を拾うのはわかったんですが、ヘッドホンは?」
「リスナーにどういう風に聞こえているか、自分で確認するためにあります」
機器を接続してテスト配信モードにして、ゆっちにヘッドホンをかぶせる。
「あー、あー、わ、ほんとだ。ヘッドホンからあたしの声がする」
「本格的に収益化狙ってライバーになるか、僕みたいに毎日配信するんじゃなければ、スマホのままがいいですよ」
ゆっちがすぐにやめるか、のめり込むか。僕にはわからないから安易に機材をそろえるのを推奨できない。
「うーん、安い買い物じゃないし、よく考えてみます」
「それがいい」
機械を片付けて、それぞれデンモクを手に取る。
両親が若い頃は分厚い本の曲目一覧だったらしいけど、今ではこの端末でぱぱっと検索できてしまう。
ゆっちはタッチペンでぽちぽちとページを繰りながら、デンモクを僕に見せる。
「へへへ、カラオケに来ると履歴見たくなりません? あたし、友だちとくると絶対見るんです。前に部屋に入った人が何を歌ったかで、どんな年代の人だったのかなって想像するのが楽しくて」
「へえ……」
僕も自分の端末を操作して、履歴を開いてみる。
70年代の歌謡曲、演歌などが50曲くらい連なっている。そのなかにときおり幼児向けのアニメのテーマソングが入る。
空飛ぶパンのヒーロー、僕も小さい頃見ていた。今も放送しているんだ。
「……おじいちゃんが、幼いお孫さんを連れてきた?」
「あたしもそう思います。あ、それより前は湘北の凪の告白が10連続。結婚式の余興でも練習しているのかな」
ひとしきり履歴で推理したあとは、配信するためのボカロ曲をいれる。
イントロが流れてマイクを手にしながら、ゆっちは画面から目をそらさずに聞いてくる。
「クライスさん、今週はどうでした?」
「……あーっと、たなか兄さん、最近来てくれるように、なったでしょう? 彼が会社の同僚だったんです……。まさか、ばれていると思わなくて、クライスだろって聞かれたとき生きた心地がしなかったです……」
自分のケアレスミスでばれたのだから、笑うしかない。
でも田中さん、僕が配信してることを馬鹿にしたりせず、楽しそうだよなって受け入れてくれているからよかった。
人によっては何が楽しいんだ、って笑いそうだから。
「すごーい。そんな偶然ってあるんですねー。スタリーライバーってけっこうな人数いるはずなんですけど」
「ええ。……まさかまさかです。同僚がたなかかな? のお兄さんだなんて」
「大丈夫、だったんですか?」
「ばれた相手が彼で、よかったのかもしれません。はなす、きっかけができたから」
身バレして以降、田中さんは昼休憩に誘ってくれるようになった。
これまで出社してから帰宅するまで、業務以外のことで口を開いたことなんてなかったから、嬉しさより戸惑いのほうが大きい。
相変わらず喋るのがうまくないから、僕は相づちを打っているだけ。
それでも田中さんは嫌な顔をしない。根っから喋るのが好きなんだろうな。
誰にでも笑顔で話しかけるし、あれだけコミュ力が高いなら、事務課より営業課のほうが合いそうな気がする。
「よかったですね。たなか兄さんと話して慣れたら、ほかの社員さんとも話しやすくなるんじゃないです?」
「そうだと、いいなあ」
たぶん、経験を積むのは大事なこと。
3回繰り返しで練習して、ゆっちもすごく歌がうまいというのがわかった。
声が伸びやかだし、高い音の歌が得意みたいだ。
二つのパートがハモるところもきれいに重なる。
合間合間に、「クライスさんの生歌キター!」とテンション高めにタンバリンを振ってくれる。
「ゆっちは、どうでした?」
僕より人と話すのが得意だし、もう一緒にカラオケに行けるくらいにはなったのかな。
ゆっちは肩を落とす。
「九頭くん、最近教室で男友達と話していることが多くて、声をかけにくくなっちゃいました」
「そっか、……そういうときって話に割って入れないもんね」
空気を読む力が優れているがゆえに、話すチャンスがあまりないらしい。
「いっそ空気が読めなくなりたい……。でも話し中のとこ遮ったら嫌われちゃう」
「話せるタイミングがあるといいね」
クーラーの温度が少し低かったのか、トイレに行きたくなった。ゆっちに断りを入れてから部屋を出る。
受付カウンターとドリンクバーコーナーの間にあるから、どうして人混みの横を通ることになる。
ドリンクバーに並ぶ三人組の男子は、20歳になるかならないか。列の中でもひときわ声が大きくてうるさい。 ケラケラ笑い合いながらなにか話している。
「やーっと休みになったな。今週めっちゃしんどかったもん」
「毎回おれらがガードしてやったんだから感謝しろよ」
なんの話だろう。僕がトイレから出ても、三人はまだ列の途中にいた。
「てか
「ほんとやめてくれよ。おれの好みはモデルのRinaみたいなお姉様系だから。デブは勘弁」
「ああいう女って大体、恋心を隠すけなげなあたしとか思ってんだろ、きっついわ」
「だよな、覚えてるか。高校の時だって偽のラブレター下駄箱に入れといたら、陰キャブスが本気にして校舎裏にのこのこやってきたじゃん? あいつ鏡見たことないんじゃね?」
すごくやな男たちだなー、僕、間違ってもこういう人と友だちになれない。
よくそこまで女の子をけなせるな。
さっきまでゆっちの恋話を聞いていたから、気分が良いものじゃなかった。
まわりのお客さんも、あんまりな話の内容に顔をしかめている。
店長らしい中年の男性がカウンターから出てきて、三人に注意する。
「お客様、共同スペースですので、お静かにお願いできますか。あまりひどいようですと退出してもらわないといけません」
三人は顔を見合わせ、チッと舌打ちして階段を上がっていった。
態度悪っ。ああはなりなくない。
部屋に戻ると、ゆっちはANの歌を練習しているところだった。
なるべく音を立てないように扉を閉めて腰を下ろす。
「クライスさんお帰りなさい。やっぱANの歌って上下が激しくて音程とるのむずかしいですねぇ」
「あ、うん。僕もANの歌練習しようかな」
さっきのやつらのことはきれいさっぱり忘れて、コラボ配信のために練習がんばろう。
マイクを手にして、次の曲予約を入れた。