第1話 地獄大一番
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
衆合地獄の一揆は亡者全員が土下座するまで説教しておさめた。
「最近は罪意識が低い奴が多い。罪を償うための地獄で一揆をおこそうなんて、何考えてんだか。」
そうぼやく私の視界に見慣れた姿が入った。細身の長身にある程度に着崩した黒い着物、背中には赤く熟した鬼灯のマーク。
「鬼灯様!」
声をかけて走り寄ると、彼は周りにいた二人の獄卒から視線を上げた。
「白鷺さん。終わられましたか?」
「はい。一段落ってところです。」
「お疲れ様です。」
会話が途切れたタイミングで私は彼の手の中のバインダーをのぞいた。
「桃農家への人材貸出しぃ?何ですかソレ。ただでさえ、こっちの人手も足りないと言うのに!」
身勝手な催促に怒りを露わにする私を少し横目に見て、鬼灯はバインダーを一人の獄卒に返した。
「私もそう思います。」
そういうことですから、と獄卒を言いくるめると、バインダーを受け取った獄卒は少し唇の先を尖らせてから、どうしようと呟いた。
「まあ、考えておきます。」
「鬼灯様ぁあああぁああ」
冷徹な表情の彼の言葉を遮るように、白髪の小鬼がすごい勢いで駆け寄てきた。
「あ、##NAME2##様もこんにちは!」
「あ、茄子さん。どうも、お疲れ様です。」
茄子は今年から入った新卒。妙に目を引く存在だったので話しかけたことがきっかけで慕ってくれている。シラ様と呼ぶのは地獄広しと言えど彼だけである。
「どうしました?」
「スイマセンッ…ちょっとトラブルが…」
茄子はよほど急いできたのか、肩で大きく息をしながら、ごくりと一度固いつばを飲み込んだ。
「桃太郎とかいうのが来て…」
「桃が来た?いりません。」
「あ…イヤ…あの。別にお中元とかじゃないんですけど…」
上司のボケに動揺する茄子。
鬼灯は真顔でボケるから流石に初めは動揺する。というか彼自身にボケているという意識は毛頭ない。
茄子はあれやこれやと説明を試みたが、最終煩わしくなったようで、
「とにかく来てください!」
鬼灯の手を掴むとずんずん来た方向へと戻って行ってしまった。
「あ…ちょっと今こっちの…」
「オイッ、不喜処が先だったのに…」
他の獄卒は不満げに唇を尖らせている。
「あ…では私が預かっておきますね。」
バインダーをそれぞれから預かると、小柄な子鬼と大柄な鬼神の後を追った。
「桃太郎って、桃太郎ですか。」
「そうですッ!」
足早に桃太郎の元へと向かう二人に追いつくと後ろを歩く。日本人であれば桃太郎と聞くとあの桃太郎を思い浮かべるだろう。
「桃太郎さん桃太郎さん お腰につけたきびだんご 一つ私にくださいな」
小さく口ずさむと茄子は私を振り返って、それですそれ、と必死になって言う。
日本人のほとんどが生まれてから一番初めに触れ合うヒーローである。それぞれ神に近しい存在と言われる犬猿雉をつれて、鬼ヶ島まで鬼退治に向かったという彼。作者や制作時期は不明であるが竹取物語、源氏物語と負けず劣らずの傑作である。
そんな彼が平成の世になってまで鬼退治に来るとはどういう風の吹き回しであろう。
茄子の腕を引かれる鬼灯の後を追う。辺りを見渡すと至る所で鬼たちが亡者の身に鞭を振るい、パシンッと小気味のいい音が辺りに響いている。この光景を見るたびに、自分が身を置いている場所は地獄であるのだと感じる。
血生臭い光景を見渡していると、その風景の中に西洋の雰囲気を出す、何とも場違いな拷問用具があるのが目に入った。同様に気がついたのか鬼灯も眉を寄せながら聞く。
「あのアイアンメイデン、いつの間に導入したんですか、予算はどこから…」
「あぁ、大王が良いと言ってましたよ。」
そういえばこの間二つ返事で了承を出していたことを思い出す。
「あのアホはこんな財政の厳しいときに…」
大王の顔の形が変わる想像をし、今日は帰ったらすぐに部屋に戻ろうと心に決める。惨劇は見たくない。
「いや、お二人ともッ。あの…あっち見てください、あっち!」
「あッ、鬼灯様!」
茄子が指さした方向からもう一人の獄卒が彼に駆け寄る。
「申し訳御座いません。お忙しい中…」
そう頭を下げる鬼の向こう側から顔を覗かせたのは、
「おっ!そいつが上官だな!?俺と勝負しろ。」
おちょぼ口に下ぶくれの頬。太く弧を描く眉毛と艶やかに光る黒髪。古い印象を受ける袴と法被に、懐かしき「日本一」の旗を掲げる男。
「えっと…」
その姿を見て鬼灯はこそこそと顔を寄せる。
「あの困ったさんはどこのコですか?」
「アレが桃太郎って奴です」
鬼灯とずっと困ったさんを対応していた獄卒の会話に私もこそこそと入っていく。
「え…あれが?イメージと違う」
「ヒソヒソするな!」
桃太郎がカーッと声を上げて怒りを露わにする。確かにこそこそと話すのは失礼だと、鬼灯が割と大きな声で今話していた内容を幾分美化して告げる。
「なんでしょう…思ったより…いえ大変古風で見目麗しい…」
「何が言いたい!」
鬼灯の言葉に桃太郎はすでに額に青筋を浮かべている。その間抜けな顔と言ったら。私はぷっと吹き出してしまった。
「白鷺さん、笑われては失礼ですよ。」
「はい、申し訳ありません。ダサ太郎さん、あっ」
「あっ、じゃねぇよ!何、言っちゃったって顔してんだよ!」
「すいません、本音がポロリと」
今にも飛び掛かって来そうな桃太郎にもう一度謝罪しておいた。
もっと好青年だと思ってたのだけれど。あの下膨れな顔が中世の俗にいうイケメンなのだろうか。私江戸生まれなのでわからない。
「生前悪い鬼の退治でご活躍なさったのを誇るのはいいですが、大義を見失っちゃあいませんか。」
「いーや、見失ってないね。鬼は 俺と戦ってこそ桃太郎なんだ。な、相棒。」
桃太郎が同意を求めるのは、かつて鬼を桃太郎と一緒に退治した英雄たちであった。
「俺は契約料(キビダンゴ)のためです」と犬。
「でも現代はキビダンゴより美味いものが多すぎる」と猿。
「雇用形態が室町時代から変わらんから正直転職を考えている」と雉。
「あ、お前も?」「俺たち霊力のある神獣なのにさァ」「あいつ一人いつも熱いしな」
「英雄の部下なのに何が不満なんだよォォォォォ!?」
三匹とも共通の不満を桃太郎に抱えているようで、それぞれ愚痴を漏らす。
「英雄の部下であろうと、鬼神の部下であろうと、不満はありますよ。」
「閻魔大王の部下でもですよ。その点白鷺さんは良かったですね、しっかりした上司がいて。」
「その自信がどこから湧いてくるのか知りたいです。」
それにしても、鬼にもバカにされ、心を通わせたお供にもバカにされる桃太郎がなんだか不憫に思えてきた。
「要するに社内で体育会系が一人だけ変にたぎっていると鬱陶しいってことですよ。」
「俺の今の状況を冷静に分析すんな鬼ッ!」
「鬼です。」
しかし不憫に思っていても、鬼灯との会話が妙に面白いことに気が付いてしまい、慰めや同情の言葉を飲み込んだ。
「お前、俺と勝負しな。それとも怖いか?」
挑発するように片眉を上げる桃太郎。
「お前ッ…失礼だぞッ」
「鬼灯様はなぁ、偉いお方なんだぞ」
顔色一つ変えない鬼灯に代わって二人の獄卒が声を荒げる。
「閻魔大王の第一補佐官…鬼の中でもトップの鬼神なんだぞッ!」
毎日私が共に仕事をしているのは鬼の頂点に立つような男である。そっと横顔を覗き込むと、彼の顔は全くと言って良いほどピクリとも動かない。
「大したものではありませんよ。」
褒められているのにも関わらず、照れた顔も困った顔も見せず、眉一つ動かない。
「官房長みたいなものです、地味地味」
「ッキャ―――ッ!腹立つッ!」
意気揚々と挑発していた桃太郎が、今や逆に挑発されているのだから滑稽である。不憫だが、翻弄されている姿が可愛らしくとも見え始めた。クスクス隠れて笑う。
「おい、そこの女はなんなんだよ!さっきから笑いやがって!」
怒りの矛先がこちらに向いてしまった。
「え…私?」
「シラ様もお偉い様だぞ!」
茄子が私の前に仁王立ちになる。鬼灯はまた表情一つ変えない。
「あぁ彼女は、私の女です。」
「違います。閻魔大王第二補佐官です。所謂雑用係です。」
「照れなくてもよろしいのですよ。」
「どこをどう見て照れているのか私にはわかりかねます。」
「愛する上司にもう少し素直になってください。」
「愛する上司ではないんで、嫌です。」
言い合っているうちに鼻先がぶつかる距離まで迫って睨み合う。絶対に貴方とはない。
「俺を忘れていちゃつくなぁ―――――ッ!」
「いちゃついてな――い!」
「いやいや、もっとイチャイチャしても良いはず!」
この頭がお花畑な上司のせいで話が進まないのはいつものことである。
→
「最近は罪意識が低い奴が多い。罪を償うための地獄で一揆をおこそうなんて、何考えてんだか。」
そうぼやく私の視界に見慣れた姿が入った。細身の長身にある程度に着崩した黒い着物、背中には赤く熟した鬼灯のマーク。
「鬼灯様!」
声をかけて走り寄ると、彼は周りにいた二人の獄卒から視線を上げた。
「白鷺さん。終わられましたか?」
「はい。一段落ってところです。」
「お疲れ様です。」
会話が途切れたタイミングで私は彼の手の中のバインダーをのぞいた。
「桃農家への人材貸出しぃ?何ですかソレ。ただでさえ、こっちの人手も足りないと言うのに!」
身勝手な催促に怒りを露わにする私を少し横目に見て、鬼灯はバインダーを一人の獄卒に返した。
「私もそう思います。」
そういうことですから、と獄卒を言いくるめると、バインダーを受け取った獄卒は少し唇の先を尖らせてから、どうしようと呟いた。
「まあ、考えておきます。」
「鬼灯様ぁあああぁああ」
冷徹な表情の彼の言葉を遮るように、白髪の小鬼がすごい勢いで駆け寄てきた。
「あ、##NAME2##様もこんにちは!」
「あ、茄子さん。どうも、お疲れ様です。」
茄子は今年から入った新卒。妙に目を引く存在だったので話しかけたことがきっかけで慕ってくれている。シラ様と呼ぶのは地獄広しと言えど彼だけである。
「どうしました?」
「スイマセンッ…ちょっとトラブルが…」
茄子はよほど急いできたのか、肩で大きく息をしながら、ごくりと一度固いつばを飲み込んだ。
「桃太郎とかいうのが来て…」
「桃が来た?いりません。」
「あ…イヤ…あの。別にお中元とかじゃないんですけど…」
上司のボケに動揺する茄子。
鬼灯は真顔でボケるから流石に初めは動揺する。というか彼自身にボケているという意識は毛頭ない。
茄子はあれやこれやと説明を試みたが、最終煩わしくなったようで、
「とにかく来てください!」
鬼灯の手を掴むとずんずん来た方向へと戻って行ってしまった。
「あ…ちょっと今こっちの…」
「オイッ、不喜処が先だったのに…」
他の獄卒は不満げに唇を尖らせている。
「あ…では私が預かっておきますね。」
バインダーをそれぞれから預かると、小柄な子鬼と大柄な鬼神の後を追った。
「桃太郎って、桃太郎ですか。」
「そうですッ!」
足早に桃太郎の元へと向かう二人に追いつくと後ろを歩く。日本人であれば桃太郎と聞くとあの桃太郎を思い浮かべるだろう。
「桃太郎さん桃太郎さん お腰につけたきびだんご 一つ私にくださいな」
小さく口ずさむと茄子は私を振り返って、それですそれ、と必死になって言う。
日本人のほとんどが生まれてから一番初めに触れ合うヒーローである。それぞれ神に近しい存在と言われる犬猿雉をつれて、鬼ヶ島まで鬼退治に向かったという彼。作者や制作時期は不明であるが竹取物語、源氏物語と負けず劣らずの傑作である。
そんな彼が平成の世になってまで鬼退治に来るとはどういう風の吹き回しであろう。
茄子の腕を引かれる鬼灯の後を追う。辺りを見渡すと至る所で鬼たちが亡者の身に鞭を振るい、パシンッと小気味のいい音が辺りに響いている。この光景を見るたびに、自分が身を置いている場所は地獄であるのだと感じる。
血生臭い光景を見渡していると、その風景の中に西洋の雰囲気を出す、何とも場違いな拷問用具があるのが目に入った。同様に気がついたのか鬼灯も眉を寄せながら聞く。
「あのアイアンメイデン、いつの間に導入したんですか、予算はどこから…」
「あぁ、大王が良いと言ってましたよ。」
そういえばこの間二つ返事で了承を出していたことを思い出す。
「あのアホはこんな財政の厳しいときに…」
大王の顔の形が変わる想像をし、今日は帰ったらすぐに部屋に戻ろうと心に決める。惨劇は見たくない。
「いや、お二人ともッ。あの…あっち見てください、あっち!」
「あッ、鬼灯様!」
茄子が指さした方向からもう一人の獄卒が彼に駆け寄る。
「申し訳御座いません。お忙しい中…」
そう頭を下げる鬼の向こう側から顔を覗かせたのは、
「おっ!そいつが上官だな!?俺と勝負しろ。」
おちょぼ口に下ぶくれの頬。太く弧を描く眉毛と艶やかに光る黒髪。古い印象を受ける袴と法被に、懐かしき「日本一」の旗を掲げる男。
「えっと…」
その姿を見て鬼灯はこそこそと顔を寄せる。
「あの困ったさんはどこのコですか?」
「アレが桃太郎って奴です」
鬼灯とずっと困ったさんを対応していた獄卒の会話に私もこそこそと入っていく。
「え…あれが?イメージと違う」
「ヒソヒソするな!」
桃太郎がカーッと声を上げて怒りを露わにする。確かにこそこそと話すのは失礼だと、鬼灯が割と大きな声で今話していた内容を幾分美化して告げる。
「なんでしょう…思ったより…いえ大変古風で見目麗しい…」
「何が言いたい!」
鬼灯の言葉に桃太郎はすでに額に青筋を浮かべている。その間抜けな顔と言ったら。私はぷっと吹き出してしまった。
「白鷺さん、笑われては失礼ですよ。」
「はい、申し訳ありません。ダサ太郎さん、あっ」
「あっ、じゃねぇよ!何、言っちゃったって顔してんだよ!」
「すいません、本音がポロリと」
今にも飛び掛かって来そうな桃太郎にもう一度謝罪しておいた。
もっと好青年だと思ってたのだけれど。あの下膨れな顔が中世の俗にいうイケメンなのだろうか。私江戸生まれなのでわからない。
「生前悪い鬼の退治でご活躍なさったのを誇るのはいいですが、大義を見失っちゃあいませんか。」
「いーや、見失ってないね。鬼は 俺と戦ってこそ桃太郎なんだ。な、相棒。」
桃太郎が同意を求めるのは、かつて鬼を桃太郎と一緒に退治した英雄たちであった。
「俺は契約料(キビダンゴ)のためです」と犬。
「でも現代はキビダンゴより美味いものが多すぎる」と猿。
「雇用形態が室町時代から変わらんから正直転職を考えている」と雉。
「あ、お前も?」「俺たち霊力のある神獣なのにさァ」「あいつ一人いつも熱いしな」
「英雄の部下なのに何が不満なんだよォォォォォ!?」
三匹とも共通の不満を桃太郎に抱えているようで、それぞれ愚痴を漏らす。
「英雄の部下であろうと、鬼神の部下であろうと、不満はありますよ。」
「閻魔大王の部下でもですよ。その点白鷺さんは良かったですね、しっかりした上司がいて。」
「その自信がどこから湧いてくるのか知りたいです。」
それにしても、鬼にもバカにされ、心を通わせたお供にもバカにされる桃太郎がなんだか不憫に思えてきた。
「要するに社内で体育会系が一人だけ変にたぎっていると鬱陶しいってことですよ。」
「俺の今の状況を冷静に分析すんな鬼ッ!」
「鬼です。」
しかし不憫に思っていても、鬼灯との会話が妙に面白いことに気が付いてしまい、慰めや同情の言葉を飲み込んだ。
「お前、俺と勝負しな。それとも怖いか?」
挑発するように片眉を上げる桃太郎。
「お前ッ…失礼だぞッ」
「鬼灯様はなぁ、偉いお方なんだぞ」
顔色一つ変えない鬼灯に代わって二人の獄卒が声を荒げる。
「閻魔大王の第一補佐官…鬼の中でもトップの鬼神なんだぞッ!」
毎日私が共に仕事をしているのは鬼の頂点に立つような男である。そっと横顔を覗き込むと、彼の顔は全くと言って良いほどピクリとも動かない。
「大したものではありませんよ。」
褒められているのにも関わらず、照れた顔も困った顔も見せず、眉一つ動かない。
「官房長みたいなものです、地味地味」
「ッキャ―――ッ!腹立つッ!」
意気揚々と挑発していた桃太郎が、今や逆に挑発されているのだから滑稽である。不憫だが、翻弄されている姿が可愛らしくとも見え始めた。クスクス隠れて笑う。
「おい、そこの女はなんなんだよ!さっきから笑いやがって!」
怒りの矛先がこちらに向いてしまった。
「え…私?」
「シラ様もお偉い様だぞ!」
茄子が私の前に仁王立ちになる。鬼灯はまた表情一つ変えない。
「あぁ彼女は、私の女です。」
「違います。閻魔大王第二補佐官です。所謂雑用係です。」
「照れなくてもよろしいのですよ。」
「どこをどう見て照れているのか私にはわかりかねます。」
「愛する上司にもう少し素直になってください。」
「愛する上司ではないんで、嫌です。」
言い合っているうちに鼻先がぶつかる距離まで迫って睨み合う。絶対に貴方とはない。
「俺を忘れていちゃつくなぁ―――――ッ!」
「いちゃついてな――い!」
「いやいや、もっとイチャイチャしても良いはず!」
この頭がお花畑な上司のせいで話が進まないのはいつものことである。
→