『アカギ』 赤木しげる(青年)
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※アカギさんやカイジが現在にいるという設定の話です
「アーカーギーさーーん!麻雀しませんっ?」
そう言ってyouがアカギに見せてきたのは携帯ゲーム機だった。
PLAY THE GAME
「……どうしたの、それ。」
「ゲーム機。」
「いや、you…それ2つ持ってたっけ?」
「ううん、1つカイジくんに借りたの。」
youいわく…
アカギに教えてもらった麻雀を早く覚えたくてまずは自分のスマートフォンにゲームをダウンロードして、
アカギとyouの共通の友達である「カイジくん」こと伊藤開司に付き合ってもらって練習をしていたそう…。
ただ、アカギが携帯を持っていないため、ゲーム機ならばと…。
元々自分の持っていた機器とは別に、カイジも同じものを持っていたので借りてきたのだと言う。
「麻雀ゲームは結構安価で買えたからラッキーでした!」
「何でまた…。」
「これね、通信対戦ができるんだ!カイジくんとも何回か対戦したんだよ、修行を兼ねて!勝てなかったけど……。」
「ふーん。」
「2人でやるとね、楽しかったから…アカギさんとも一緒にやりたいなーって思って、カイジくんにお願いして借りてきたの!」
「なるほどね。」
「2Pはコンピューター操作にして、残る2人を自分たちが操作するの!ね、やりましょう!」
にっこり笑顔で「ハイッ!」と、借り物の方をアカギに差し出すyou。
アカギはそれを素直に受け取り……いや、受け取ったが彼女に一つ物申した。
「いいけど……条件がある。」
「ん?」
「この勝負……レートを脱衣にしていただきたい。」
「何、かしこまって変態発言かましてるんですか。」
「つまり……脱衣麻雀。」
「同じことを2度も言わんでいい!」
「じゃ、始めようか。」
「お願い、私の話聞いてください…。」
youの涙のツッコミも虚しく、サクサクと電源スイッチを入れるアカギ。
こうなったらもう人の言うことは聞かないだろう(元より聞く気もないだろうが)…。
「自摸…。」
「はっ?!」
「あ、それ。ロン。」
「うそ?!」
「ロン。」
「ちょ、まっ…!」
これまでアカギの全戦全勝…。
youも勝ちは取れずとも、最下位ばかりを取っているわけではないのだが…
コンピューターに脱衣を強いることは当然不可能。
それ故必然暗黙の差し馬勝負となると「負けは負け」と、全てがyouに降りかかっているという具合。
「早く脱げよ。」
「だって!私、今のとか2位上がりなんだよ?!やっぱオカシくない?!」
「負けは負け…そういう決まりで了承しただろ?だから脱いでるじゃないか。」
「でもでも!私……こっ…これ脱いだら…。」
「下着だな。」
「恥ずかしいです。」
「大丈夫大丈夫……オレしかいない。」
「あっ……アカギさんしかいないから恥ずかしいの!」
涙目に真っ赤な顔でアカギを見上げるyou。
そんな体勢でそんな台詞を言われれば、更なる士気も上がるというもの。
勿論、youには知る由もないのだが……。
「それは光栄。さ、覚悟はいいか?倍プッシュだ。」
「おっ……鬼~~!」
「鬼で結構……むしれるだけ毟る。」
「ひ~~ん!」
「それより早く脱いでよ。それとも脱がせてほしいのか?」
「もうっ!脱げばいいんでしょ!脱~げ~ば~!」
「ククク…。」
youの恨みがましい声とは裏腹に、上着を脱げば可愛い下着が現れる。
アカギは満足そうにその姿を眺めて、次の勝負を開始させた。
しかし、結果は火を見るより明らかで…。
結局次の勝負もアカギが勝ち、スカートを脱いだyouはとうとう崖っぷちに追いやられた。
「泣いていいですか、この羞恥心。」
「もう後がないな。」
「どうせアカギさんこの後食べる気でしょ。」
「……察しがいいな。」
「分からいでか!」
「元よりそれが…。」
「なら…っ……どーしてこんなコトさせるのぉ……っ…もうやだぁ!!」
これ以上の羞恥心に耐えられず、そう叫んで唐突にわっと泣き出したyou。
そういう本気の泣き方は予想外だったらしく、アカギは思わず目を丸くさせた。
「あらら……。」
「ふっ…ぅうっ…ひっく!」
「ごめんごめん…。」
アカギはそう言ってゲーム機の電源を落とすと、youを抱きしめた。
急に暖かくなった身体に一層の温度を求めてyouもアカギに抱きつく。
後頭部をゆっくり撫で、アカギはyouの柔らかな髪にキスを落として言った。
「追い詰められてくアンタがあんまり可愛かったから……つい、ね。」
「うぅ……「つい」って…ついって何ですか……ぅうう…。」
「………苛めたくなったんだよ。ごめん。」
「……許さん。」
「あーらら……本気でご立腹だね。」
「困ったな」と、どうやって機嫌を取るべきか考えようとした瞬間……
youが頬を紅潮させ、アカギを見上げて告げた。
「アカギさんも脱いでくれなきゃ許さない…っ!」
服の袖をぎゅっと握って、アカギの胸に頭を預けた。
一瞬呆けた顔で目の前の壁を見つめていたアカギだったが、
すぐにyouに目を落とすと、自然に笑いが込み上げてきた。
「ハハ……そっちの勝負は潔いいじゃない……面白い…!」
そう不敵に笑って、youの背中のホックに手を掛けた…。
鬼人の闘牌たる所以?
(カイジくんの馬鹿!!)
(え?!何だよいきなり?!)
(全部カイジくんの所為だぁあ!)
(ちょ、え?!)
(こんなもの!こんなもの~!)
(だぁあ!何すんだよ!俺のパチンコの景品でもらったゲーム機ぃいい!!)
(景品だったんかい!!)
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