『アカギ』 赤木しげる(青年)
name setting
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「アカギさんて……凄いですよね。」
「何が?」と、呟くように返事をするアカギ…。
すると、youが赤い顔でゴホゴホと咳き込みながら言った……。
「だって、アカギさん風邪引かないじゃないですか……!」
すごいよシゲルさん。
「そんなこと……ないと思うけど…(多分)。」
「嘘だぁー……ゴホッ…だってなんか……風邪とか…病気とか……かかったことなさそうにいつも余裕綽々で生きてるじゃないですか……ぁ。」
「何かズルイ…」と、ボヤきながら布団を深く被って身体を反転させたyou。
勿論、アカギと逆の方向に……。
「……you。」
「……何ですか?」
アカギの呼びかけに、そっぽを向いたまま返事だけを返すyou。
すると、立ち上がりはしないものの、ズズズ…と、ベッドの近くに身体を寄せる布団の衣擦れの音が聞こえた。
「あのさ、you。」
「………何ですか。」
相変わらず向きは変えず……声色で拗ねた態度を取るyou。
もういい大人なはずなのに、その態度は子どもみたいで可愛いじゃないか…などと思い、
フフ…と、少しだけ表情を緩ませてアカギは彼女が被っている布団を揺さぶった……。
「ならさ、you、移してみるか?」
「は?い?」
「風邪を、移してみるか?って聞いてるんだ。」
「アカギさんにですか?」
「あぁ。」
「ゴホ…どうやってぇ?」
「…こうやって。」
そう言い放つや否や、ベッドの上に上るアカギ。
それから、布団を被ったyouの上に馬乗りになった。
当然驚いた顔をして身体の向きを変えることになるyou。
「なっ、何?なにしてるんですか?アカギさ……んっ……!」
彼女が自分のいる方向に向き合ったのをいいことに、噛み付くように勢い良く唇を重ねてきたアカギ。
驚きに驚いて、とりあえず逃げようとするyouだが……
頭の先から足の爪先までしっかり組み敷かれ、しかも布団の上にアカギがいることで、布団の中の動きが制限されており、身動きが取れなくなっている。
「ん"~~!(アカギさんヤバイ!せき!咳き込みそう!)」
更に言うと、今彼女は風邪を引いていて……
「ん"ん"ん"ーーー!!(い、息が!息が出来ない!窒息する!)」
鼻が詰まって呼吸ができないでいた。
「ぶはぁ……っ…!!!」
「…フフ…。」
意識のブラックアウト寸前でアカギの唇が離れ、何とか一命を取り留めたyou。
そんな彼女の前髪を掻き分けるように撫で、悦に浸った笑みを浮かべるアカギ……。
酸欠で息苦しいのと恥ずかしい気持ちで、youの顔は真っ赤である。
「はぁ……ダメ…アカギ…さん…風邪…移っちゃう……。」
「風邪、引いてほしかったんでしょ?」
「別に……っ…引いてほしいワケじゃ……ハァ…。」
「フフ……こういうので風邪って移るのかな?」
「はっ…はぁ……し、らない……!」
「じゃ、試してみないとね。」
「なんで……んんっ!?」
再び口付けされ、youの言葉は遮られる。
「んっ……はぁ…!」
「you…。」
今度は啄むようなキスを繰り返し、何度も何度も部屋にリップ音が響いた…。
それから、あるタイミングで飽いたように唇を離し、お互い視線を合わせる。
「ぅ……アカギさ…。」
ついに息も切れ切れで、うるうると涙目になってしまったyou……。
そんな彼女の表情に沸々と湧いてくるのは虐めたいという加虐衝動。
アカギはそれを抑えることなく、己の本能に従う。
これがとどめ、とばかりに深く深く口付けて、逃げるyouの舌を搦め捕り、咥内を犯していく。
youはといえば、口付けの角度を変えた時に生じる僅かな隙間から何とか酸素を取り入れて窒息を免れていた。
「ぜーっ…はぁはぁ…っ…!」
「……ハァ…っ……風邪の菌、ごちそうさま。」
「はぁっ…はっ……!」
ペロっと舌なめずりして、妖艶に笑う。
苦しいやらドキドキするやら……とにかく身体が熱を持ち、脳に酸素が行き届いていないのか、正常な判断が出せなくなっているyou。
「っ……は……ぁ、アカギさんの……ばかぁ……!」
苦し紛れにそう呟いた後、自然に涙が零れ落ちた。
そんな彼女の涙の軌跡を唇でなぞり、アカギは彼女の瞼に軽く口付け、顔を離して上からyouを見下ろした。
はぁはぁ……と、胸を上下に動かして肩で息をするyou。
顔は紅潮し、半開きの口からはどちらのとも言えない涎が伝う……。
潤んだ瞳に乱れた呼吸でアカギの名を呼んでいる…。
「も、アカギさ……っ、聞いてるんですか…?」
「you……その顔…凄くそそる。」
「アカギさ…?」
「凄い虐めたい衝動に駆られる……凄い………鳴かせたいんだけど…。」
「ぁの…!ちょっと!アカギさん?!あのっ!私は風邪引いててですね!!所謂、病人でですね!」
「知ってる。」
「だから、体力的にも色々と無理があります!だからせめて風邪が治るまでは……!」
「やだ。今のyouがイイんだから……それに…治ってするのは当然だろ。」
「は!?アナタ鬼ですか!?」
「鬼で結構。大丈夫、大丈夫………風邪なんて汗かけば治る。」
「ぃ……いやぁー!!……ぁぅっ…!」
結局、アカギの意志に逆らう術はなく……
病人なのにそれから3局ほど倍倍倍プッシュされるyouであった……。
(ちなみに最後は意識を飛ばしたのは言うまでもないだろう…)
後日……
「アカギさん、具合悪くなったりしてないですか?!熱っぽいとか!」
「you、もうアレから一週間経つんだから……いい加減諦めたら?」
「ちょ、何で?!すごいよ、アカギさん!だって、あんなに……あん…なに……っ!!」
「……キスもエッチもしたのに風邪移らないのかって?」
「ぇ……ぇぇ…まぁ、その……ハイ…。」
自分から話題を出しておいて、一人で顔を赤くし、墓穴を掘るyou。
コロコロ変わる表情は見ていて飽くことはない…。
やっぱり暫く手放せそうにない、そう改めて思うアカギなのであった…。
単にタイトルをパロってみたかっただけ。
(フフ……顔赤いよ?また風邪引いたの?)
(引いてないっ!)
(くくっ……可愛いねぇ……今回もまた倍プッシュといこうか。)
(!!)
*。゜.*。゜.*。゜.*
3/22ページ