『アカギ』 赤木しげる(青年)
name setting
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
たぶんね
キミは本当はそう
全てパーフェクトなスター
パーフェクトスター
特に何をするでもない、そんなある日。
部屋の壁に寄り掛かって煙草を吸うアカギをyouはじーっと見つめていた。
「……オレの顔に何か付いてるのか?」
その質問に首をフルフルと横に振るyou。
それから、再びアカギを見つめて言った…。
「私の目にアカギさんは、つかめない風のように気楽そうに映るのです。」
「気楽そうっていうか……気楽に生きてるからな。」
「羨ましい生き方です。」
「お前がオレみたいに生きるなんて、オレは嫌だけどな。」
「うーん、反面教師ですね。」
「で、何で急に?」
というアカギの尤もな質問に対し、答えを用意していなかったのか…
youは「うーん」と悩んで回答し始めた。
「アカギさんは謎だからです。」
「謎、ねぇ……。」
「アカギさんを沢山知りたいと思うからです。」
「おいおい、小学生の作文か?」
「表現力が乏しくて……。」
言いたいことと思っていることが中々上手く伝えられず、
しゅーん……と、仔犬のように俯くyou。
そんな彼女の頭を数回撫でて、アカギは言った。
「聞きたいこと、一つずつ質問してみたらいいんじゃないか?」
「そっか!アカギさん、ちゃんと答えてくれる?」
「…さぁな。」
「……自分から提案しておいて…。」
「フフ…。」
明後日の方向を見ながら、これからyouがしてくるであろう質問を楽しみに待つアカギ。
すぐさま、youの質問が始まった。
「アカギさんの頭の中ってどうなってるんですか?」
「いきなりヘビーな質問だな、オイ。」
「ですよね…。」
「まともな質問頼むぞ…。」
「何て言えばいいんだろう…「どうしてそんなに人並み外れてるんですか?」かな?」
「あぁ、そういう意味ね。」
言い直したyouの質問に対し、暫し考えてから答えるアカギ。
何ら難しいことではない、と飄々と話し始めた。
「人と同じ答えを出さないから、だろうな。」
「??」
「「コイツだったら、こうする」っていう考えで答え出さないから…
それで導き出した考えに反発するんだ、オレは。」
アカギの答えが理解でず、頭に疑問符を浮かべているyou。
そんな彼女を見て、少し笑いながら言葉を付け足した。
「要するに天邪鬼なんだよ。」
「あぁ!それなら何か頷けます!」
「・・・・。」
失礼な納得だったが、彼女の悪気のない無垢な笑顔に許してしまうアカギであった…。
それから、身長だったり体重だったり趣味だったり……
いくつか個人的な質問を重ねていき、
大分アカギのことが分かってきたと言ってyouは微笑んだ。
「えーっと、じゃ…アカギさんは辛いときって、どうするんですか?」
「どうって…。」
「泣いたり、ウサを晴らしたりとか校舎の窓ガラスを割って回ったりとか。」
「最後は置いといて…。辛いって言われてもなぁ…。」
「無いんですか?」
「いや、無いことはないが……ま、成行きに任せるさ。」
「うーん……大人だなぁ。」
「お前が子どもなだけじゃないのか?」
「そんなことないもん!」
アカギをポカポカと叩きに出るyou。
彼はそれを受け止めて、自身の腕の中にスッポリと収めた。
頬を膨らませて拗ねた様に怒るyouに、
今度は逆にアカギが質問を投げかける。
「youは?お前は辛いことあったら、どうするんだ?」
「うーん…やっぱり泣く、かな。泣いたら意外とスッキリするし。」
「なるほどね……でも、今度から泣く前にオレのとこに来い…いいな?」
「アカギさん……うん!」
先ほどの怒りは何処へやら…。
すっかり忘れてアカギに笑って返すyou。
それがアカギの作戦なのか否かは分からないが、まったく見事なものである。
機嫌を良くしたyouは「最後の質問ね」と言って、アカギに問いかけた……。
「じゃぁー、アカギさんの好きなものって何ですか?」
メモを取る勢いで尋ねてきたyou。
一度ニヤリと口の端を上げて、アカギは答えた。
「……you。」
「…はぅっ………?!」
これが「女を口説く」ということなのだろうか、youは真剣に思う。
それにまんまと嵌るのは、自分が不慣れなのか…それとも、アカギが凄いのか…。
それは十中八九、後者だろう。
「アカギさんって……どうして何でもパーフェクトなの…?」
「どうしてでしょう?」
アカギは笑って、youをゆっくりその場に押し倒した…。
パーフェクトスタイル?↓
(結論!アカギさんは外見もカッコイイし、中身も優しいし、素敵です。)
(ベタ褒めだな。)
(正直な感想なの!)
(youの為ならこっちの中身もパーフェクトだけど。)
(っ……やっぱただの変態かも。)
※『パーフェクトスター・パーフェクトスタイル』の歌詞に基づいて作成。
*。゜.*。゜.*。゜.*
10/22ページ