『アカギ』 赤木しげる(青年)
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「あのぉ…アカギさん……ちょっとお尋ねなのですが…。」
申し訳なさそうな顔と声で、そ~っと挙手をして…
youは男の名を呼んだ。
アカギ先生といっしょ。
部屋の壁に寄りかかっていたアカギはフーっと煙草の煙を吐き出すと、
少し余りのあったそれを惜しみなく自身の携帯灰皿に捨て入れ、ゆっくりとyouの方へと近づいた。
卓の側まで来て、youの手牌を覗き込む。
「ああ、大丈夫、それで立直(リーチ)かかってるよ。」
「やっぱり、良かった、合ってた!と、いうことで!立直、です!です!はい!」
「「「マジでか!!てか初心者いちいち言動かわいい!」」」
先ほどまでの不安そうな顔はどこへやら……。
うきうきした顔でアガリ一歩手前の宣言をするyou。
The初心者を体現したような、たどたどしい彼女の打ち回しに、一緒に打っていた南郷たちがニコニコと反応する。
結局その勝負に関しては、運良く求めていた牌が自摸れたことによって、youが勝ちを収めた。
「やりました!何とか!」
「よかったね。」
ポンポン、とアカギが頭を撫でてやると、それはもう嬉しそうな顔で微笑むyou。
「アカギさんが教えてくれたからです!」と、嬉々として告げる。
「いやー、相手が超絶初心者のyouちゃんだから手加減はしてたけど……それでも勝たせるつもりは無かったんだぜ?」
「そうそう。でも、なんとかルールは覚えられたみたいだな。」
「ああ、これから、期待してるぜ!」
三面から飛び交う言葉に、照れ笑いするyou。
そして、彼女以上に嬉しそうな顔をする対戦相手の知人のおじさんたち…。
「これで今度からyouちゃんも一緒に勝負を楽しめるな!」
「はい!それはとっても嬉しいです!」
南郷の台詞ににっこり笑顔でyouが返事をする。
そして・・・
「ホント、今後の勝負が楽しみだな!」
「あぁ!」
「脱衣麻雀とか。」
「脱衣麻雀とか。」
「脱衣麻雀とか。」
「させるわけないだろ、そんなこと。」
無表情でそう言い放ったのは当然だが……アカギ。
口数が少なく常に冷静で、一見冷めているようでもあるが、
自らの信念と判断には命も賭ける熱さを秘めている……アカギ。
とりあえず命の危険を悟った面々は……
笑ってごまかした。
「あっはっは!冗談だよ、youちゃん!」
「脱衣麻雀とか、そんな時代錯誤な…オッサンみたいなこと……ねぇ?」
「って、皆オッサンだろーが、って!」
「「「アッハッハ!!……。」」」
一瞬、シーンと静まり返る部屋の一角。
「そう……なら、よかった。」
「はは……あはは…。」
「だってそんな汚いモノは見せたくないし……オレも見たくない…。」
「「「って、俺ら負ける方かよ!」」」
「当然でしょ。オレ(の……you)と殺る気なんでしょ?」
「「「・・・・。」」」
「じゃぁ帰ろうか、you。」
「あ、はい!えっと、皆さん、また今度私と戦ってくださいね!」
バタン……
と、出入り口の扉が完全に閉まるまで、アカギのオーラに中てられて正直生きた心地がしなかった一同であった…。
アカギ先生=最終兵器彼氏。
(何でそんなに無防備なの?アンタ。)
(?)
(……帰ろ。)
(あ、待ってよー!アカギ先生っ!)
(……先生はやめろって。)
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