ちっちゃいプーさんとわたしのはなし
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翌々日、仕事から帰ってきました。
ちっちゃいプーさんと
わたしのはなし。
「Suuuuuuper!!supre!super cute!!(うわぁあー!超!超かぁいいい!!!//)」
「っ…//」
「俺ちゃんの目に狂いは無かったッツ!youxメイド…最強装備だね!!」
「恥ずかしい…っ!!」
顔を両手で覆って、その場に崩れ落ちるメイド服姿のyou。
デッドプールの要望通りにメイドの格好をさせられている真っ最中である。
何故そんな状況にというのは、前回参照なのだが…。
つまりは、youが仕事に行っている間大人しく留守番をする代わり、デッドプールのためにメイド服を着ろというもの。
留守番初日にして、生まれて初めてのコスプレ。
雑貨店のレジでこの衣装を持っていくのがどれだけ恥ずかしかったことか…。
そんなyouの羞恥心などお構いなしに、デッドプールは興奮して叫んでいる。
「Where is camera?!(カメラどこぉ?!)」
「ありませんっ!//」
「I…I'm getting excited.(お、俺ちゃんだんだん興奮してきた…//)」
「もう着替えますよ?//」
「NO, no, no!(イヤ!イヤ!ダメッ!)」
「だって、これ以上何をしろっていうんですか?着替えたから、もういいでしょう?」
「待って待って!えっとぉ……Japanese MOE!!」
「え、何それ……嫌な予感しかしない。」
「お帰りなさいませデッドプール様、と!!」
「帰ってきたのはわたしなんですけど!?」
ご尤もなツッコミである。
それもまぁ…お構いなしなのは言うまでもなく。
「じゃぁ「ただいま戻りました」の方で。」
「ただいま戻りましたデッドプールさま。(無表情)」
「感情込めてッツ!!」
「ええええ…。」
「ほら!Do it again!(もう一度おやり!)」
まるで掃除を強制させる継母のように言いつけるデッドプール…。
youは困った顔をして押し黙る…。
どうやら感情を込めるということに抵抗があるようだ…。
しかしながら、渋っている彼女を動かす方法をデッドプールはたった数日の間にマスター済みである。
彼はハァ…と盛大な溜息を吐き、チラリと横目でyouを見た…。
「ハァー……一人でお留守番、寂しかったナァ…。」
「うっ…。」
「でもyouの家にお世話になってるワケだしぃ?俺ちゃん頑張って我慢したんだよねぇ、結構…。」
「っ・・・。」
「あぁーあ……可愛いメイドさんから可愛く「一人にさせてごめんなさい、デッドプール様、ただいま戻りましたぁ!」なんて言われたらすぐに立ち直れるんだけどなァ~…?」
「・・・・。」
「…なぁ~?」
「ひ…。」
「・・。」
「一人にさせてごめんなさい、デッドプールさま……ただいま戻りましたぁ!」
「~~~!!!//」
床をバシバシと叩いた後、悶えながらフローリングを転げまわるデッドプール。
こうかはばつぐんだ!
それで何とか満足したらしい、一頻り床を転げた後、デッドプールは清々しい顔(恐らく)で親指をグッと立てた。
「w…Wonderful…(ご…ごちそうさま)//」
「も…もう無理…!//」
「いやいや、明日も明後日もだからな!!」
「そ、そんな!!」
「当ったり前じゃぁ~ん?!」
「く…苦行か…ッツ!?」
「you…そんな、血反吐吐きそうな声出さんでも…。」
「だって…!」
「MOEるのは時たまでいいよ?」
「え…!(って、時たまはあるんかい)」
「ただ、俺ちゃんはその格好だけでも満足するから…。」
「うわー、服は着るんだ?」
「Oh yes, why not?(そだよ、勿論。)」
「無理…やっぱり無理…!」
「無理じゃない!youならやれる!」
「そうじゃないから!!」
それからはずっと、デッドプールが放ってくる言葉にいくつもツッコミを入れながら小一時間…。
やっと夜着に着替えるに至った。
「あぁ~、満足!可愛かった、ありがとうな。」
「・・・。」
「拗ねないでくれよ~。」
「つ、疲れただけです(ツッコミに)。」
「そ?」
「ええ…。」
「明日も仕事?それならもう休まなきゃ!俺ちゃんとしたことが失念!体を労わって!日本人は働きすぎだとよく聞くからね!」
「そうかもしれないですね、ほんと。」
「疲れてる時は俺の胸に飛び込んでこい!Run into my arms!」
「あはは、ありがとうございます。でも今のデップーさんだと、わたしが飛び込んだら潰れちゃいますよ。」
「そんなこと…!ある、かも。今は。」
「ね?」
「tut.(ちぇっ)」
くすくす笑いながら、youはデッドプールを抱き上げてベッドに腰掛ける。
「でもホントに、無理するなよ?」
「無理させてるとしたら半分はデップーさんの所為ですよ?」
「何で?!仕事で疲れたyouを励まそうと俺ちゃん頑張ってるのに!」
「あれは罰ゲームです!」
「No!It's my reward!(違うよ!ご褒美だね、俺ちゃんへの。)」
「はぁ~…。」
「そんな溜息を盛大に…疲れてる証拠だ!」
「絶~対違います。でも、そう…そのうちツッコミ疲れて倒れることはありそうかも。」
「だからその時は…!」
「デップーさんが潰れる前に病院行きますから、どうぞご安心を。」
「…youチャン冷た~い!冷たい冷たいつめたーい!」
「ハイ、明日も仕事ですの。だから、デップーさんが言ってくれたように無理しないようにしますね!おやすみなさーい。」
「・・・つめたーい。」
唇を尖らせて拗ねる小さいデッドプール。
それはそうと、この話が現実のものになるなどと、誰が知り得ていただろうか…。
ちっちゃいプーさんと
わたしのはなし。
words from:yu-a
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