ちっちゃいプーさんとわたしのはなし
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次の日の話。
ちっちゃいプーさんと
わたしのはなし。
ひょんな事からアメコミヒーローのデッドプールと共に過ごすことになったyou。
と、言ってもその姿はアメコミで出てくるような筋肉隆々のマッチョ姿ではなく。
「ほらな!本来であればこのように……ナイスボディというか最早パーフェクトとしか言いようがないくらいに完璧なボディをしているわけだ、この俺は!」
「うん。」
「ひょんな事」が起こった翌日。
パソコンを開き、マブカプ3の公式ホームページでキャラクター紹介ページをyouに見せているデッドプール。
「それなのに…嗚呼ッツ!」
「でも、小さくなったデップーさんもかわいいですよ。」
「・・・好き?」
「はい、とても。」
「Say…say "I love you!"(好きって…好きって言って!)」
「えぇ?!えーっと……す、好きですよデップーさんのこと……こんな感じですか?//」
「いぁああ!!素直ッツ!!youって素直ッツ!!super cute!(超かわいいッツ!)//」
「???!」
出会ってからそんなに時間は経過していないものの、デッドプールは大体youの人となりが分かってきていた。
元の自分の姿ではどうか分からないが、基本的に自分(デッドプール)には優しく、
そしてある程度の要求に応えてくれる娘なのだと。
今まで自分の周りにはいなかったタイプでもある。
「(2人きり…こういうまったりした感じも、たまにはいいなぁ…休暇休暇。)」
「デップーさんの漫画っていっぱいあるんですねぇ…。」
「ん?」
「あ、いや、今ネットでデップーさんの漫画を探してたんですけど…シリーズがいっぱいあるから…。」
「おおっ?youは俺ちゃんの歴史に興味アリ?」
「えっ…まぁ、そんな感じです?」
「ん~…愛だねぇ。」
「・・・。」
「冒険アリ!笑いアリ!友情アリ!涙アリ!あんまり見てほしくない過去話もアリ!これはそんな俺の歴史だな。」
「デップーさんにとってはアルバムみたいな感じなんですかね?」
「んー……ていうか、自伝?」
「(確かに…)」
言われてみれば確かに、アルバムというよりは自伝が漫画になっているという方が正確だ。
youは徐にパソコンの電源を切り、デスクを離れる。
そのまま、膝に乗せていたデッドプールを抱き上げてソファに座りなおした。
「あのですね、デップーさん…。」
「ん?」
「わたし、今日はお休みなんですけど…明日から…。」
「仕事か?」
「はい……そうなんです。」
「ハイハイハイ~!見学希望~!付いていきたいね是非!」
「えぇっ?!でも…。」
「だって日本の会社?サムライサラリーマン!興味あるぅ!!」
「さ、サムライさらりーまん?!!?」
「Yes!(おぅ!)」
「全然見るに値するようなものではないと思いますよ。」
「Oh, my(あらら)…日本男児はそんなに女性からの評価が低いものなの?」
「うーん、人によりけりかと。」
「Ah, that's why…(ああ、なるほどねぇ。)」
「だから、デップーさんが見ても面白いものなんて一つもないですよ~。」
「弱い男は総じてモテないのにね!」
「うーん、それも人によりけりですよね。」
「そう?俺ちゃんは強い男の方が好きだけどなぁ!殺り合ってて楽しい。」
「物騒な話はよくないですよ。」
「Oh, sorry!(おっとごめんよ!)ここは日本だったね!」
ケラケラ笑って、デッドプールはyouに謝る…。
youは苦笑を返しながら、内容を本題に戻した。
「っと、それでですね、本題。一緒に仕事に行くことってやっぱり厳しいと思うんです。」
「・・・。」
「だから、待ち長いとは思うんですけど…お家で待っててもらっても…いいでしょうか?」
「仕方無いけどね、俺ちゃんもこの姿じゃ外に出るのも不都合だらけだから我慢するよ。するしかないし。」
「デップーさん…!」
「しかし前置詞に「大人しく」待つとは付かないかもしれないわ!!気をつけて!」
「何する気ですかーーーッツ!!?」
驚愕の顔を見せるyouにデッドプールは笑う。
調子に乗って「さぁ、帰ってからのお楽しみだ!」などといえば、
最後には「家を破壊しないで」と懇願し始めたので、流石に「i…I was just kidding!!(じょ、冗談だよ!)」とフォローを入れてあげた。
そして・・・
「大人しく待っててもいいけど、何かメリットが無いとね。我慢なんてホラ、俺ちゃん大嫌いだからさぁ。」
「メリット…ですか?」
「Yes!(そう!)」
「んーー…例えば?」
「例えば……そうだな…コスプレとか!」
「こ、こすぷれ?!」
「俺ちゃん、何を隠そう…変装の名人でね…。」
「そうなんですか?!」
「ああ…それで、色々な格好で敵地に乗り込むということをすることがあるんだが…。」
「おおおお!凄い!変装とか、カッコイイです、デップーさんっ!!//」
「You're making me blush.(よせよ…照れるじゃねぇか…)」
「それでそれで?」
目を輝かせて続きを待つyou。
そんな彼女の顔つきはずぐにピシリと固まることとなる…。
「俺は数々の変装で戦いに挑んだワケだが…。」
「うんうん!!」
「ただ、唯一言えるのは…。」
「っ~何っ!?//」
「いいよね……メイド服って。」
「・・・。」
デッドプールいわく。
色んな格好をしてきた中で、メイド服はとてもよかったのだと言う。
(何となく、そこにメイド服があったから実際着てみたということは黙っていた)
「いや、男が着ているのはビミョ~だけどね、youが着ると、きっと絶対可愛いと思うワケよ!」
「いや…でも…わたし、そんなの持ってないですし!」
「ここは日本だろ?少なくとも「そういう」のはアメリカより凝ったものがあると見た!!」
「いや、そんな推測されても…。」
「AKIHABARA!」
「行きませんよ。」
「えぇ~!!」
「無理ですっ!」
「だめ?どうしても?」
「無理ですっ!」
「・・・俺ちゃん、明日から暇で気が狂っちゃうかも…。」
「・・・お、脅したってそうは…。」
「壁とか…貫通してないといいな。」
「ああもう!着ればいいんでしょ!!」
結局、余裕の根負け。
次の日、仕事帰りに雑貨店に寄る羽目になるyouであった…。
ちっちゃいプーさんと
わたしのはなし。
words from:yu-a
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