I wanna eat you up !! (Dio)
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気持ちとしては
そういう気分になった
つまりそういうコトですよね?
I wanna eat you up !!
誘ってないよ。襲いたいだけ
「んあっ…う、ソコ……イイ…。」
「こっち?」
「あ…あぁぁ……っ、うん、もっと…強くシていい…。」
「そう…じゃぁ…もうちょっと力入れちゃう。」
「ん……ふ……くっ…!」
「・・・。」
今、何をしているのかを先に説明すると…。
帰宅したディエゴと共に食事を終え、彼が風呂から上がった後に
ソファにうつ伏せてyouが彼のマッサージをしている最中である。
「ン…っ……ぁ…イイ……。」
「・・・。」
「ぁー……気持ちイイよ…you…ッ…。」
「あの…ディエゴさん…//」
「んぁ?」
マッサージが余程気持ちよかったのだろう…。
ディエゴは今にも涎が垂れてきそうなくらい、リラックスした表情でyouへ振り向く。
そんな彼を現実に引き戻して申し訳ないとは思うものの、
一つだけ頼みたいと、youは頬を赤く染めてディエゴに呼びかけた。
「あの…もうちょっとだけ……静かにマッサージを受けていただきたいのですが。」
「あー……ごめん、多分無意識だ……オレ、何か言ってた?」
「う、ううん…別に…//」
「・・・ふーん。」
「ほ、ほら!黙ってたらそのまま寝ちゃえるし?」
「・・・それもそうだな。」
ふにゃり…と、まるで睡魔に勝てない猫のように顔をふい…と逸らし、
ディエゴは再びソファーにうつ伏せになった。
「えっと…じゃぁ、続けるね…。」
「ああ。」
まるで、今から眠りますと宣言するかのように消え入りそうな声で返事をするディエゴ。
youは一度、大きく深呼吸をしてディエゴの腰に手を添えた。
唐突だが、ここで彼の話をしよう…。
一流のジョッキーであるディエゴは、乗馬に於ける体の使い方が非常に合理的で、かつ美しい。
「プロ」と一つの枠に括ったとしても、彼のフォームは他社よりも群を抜いて秀でているだろう。
しかしながら、日々のトレーニングでやはり体力消耗もすれば、運動効率も悪くなる。
パフォーマンスが低下すれば、体を痛めやすくなってしまう。
一人でいた時はどうしようもなく疲労が溜まった際に、専門の医師や整体師の元を訪れていたディエゴ。
今でも勿論それは変わらないが、youと暮らすようになって、
家での軽いマッサージを彼女が買って出てくれたのだ。
愛しい相手に、どんなカタチであれ触れ合えるのはディエゴにとって大変嬉しいことで…。
ここ最近の彼は非常に機嫌が良く、また馬術の調子も良好だった。
今日も今日とて、この至福の時間を堪能しているのだが…。
「(ねむい…。)」
「お?やっと眠ったかな?」
「(ん?)」
「ディエゴ…?」
「(まだ寝てないぜ……でも、あー…声出すのもめんどう…だ…。)」
「寝ちゃったか……おやすみ、ディエゴ。」
「(・・おや、す…み、you…・。)」
そっと、瞼を閉じて意識を夢の世界に移し始めた刹那。
「よかったー。」
「(ぬな?!)」
youが放った言葉に、ディエゴは目をカッと見開いた。
「ディエゴが起きてると変な声出すから恥ずかしかったんだよね…。」
「(・・・変な声って何だ変な声って!オレの美声に何て文句を…。)」
「・・・何か………わたしがディエゴをおそった気分…だったかも。//」
「(?!)」
ほっと安堵したような溜息が聞こえ、ディエゴはyouの独り言の意味を徐々に噛み砕いていく…。
すっかり眠気の吹き飛んでしまったディエゴ。
更に続けられる彼女の独白に聞き耳を立てた…。
「でも良かった、ディエゴが眠ってくれて…。」
「(寝てない…ていうか今ので覚醒した。)」
「…肩…綺麗だなぁ……広い背中…。」
「(・・・。)」
「腰も結構こってるのかな?にしても細い…無駄なお肉が無いわ…流石ディエゴ。」
「(当、然、だ。)」
「・・・ディエゴ。」
「(・・・ここは…寝たフリだろ。)」
「本当に寝てるよね?」
「・・・。」
「よし…っ。」
彼の返事がないことに「就寝した」と確信したのか、
youはマッサージをしていた指を離し、ディエゴの背中に掌を添えて、そのままぴたりとくっついた。
「・・・ディエゴ…ディエゴ、いつもお疲れ様。」
「(うおおおっ!)」
「・・・大好き。」
「ッ……いいや、もう無理だッツ!」
「!!」
途端、ディエゴの上半身が起き上がり、
きゃ!と、小さく悲鳴を上げてyouの体がバランスを崩す…。
危うくソファから落っこちる…というところで、ディエゴの鍛えられた腕がそれを抱きとめ、
己が胸の中にすっぽりと納めてしまった。
ぎゅうっと力いっぱい抱きしめられ、動揺を隠せないといった様子でyouから驚きの声が…。
「でぃでぃで…ぃ、ディエゴぉおっつ?!!///」
「you……。」
「おお、おきて…起きてたの!?//」
「ああ。」
「はわわ…ずっと…?//」
「眠っちまいそうだったけど、お前が…可愛すぎて…あと、何か珍しく性的なコト言ってたから目覚めた。」
「せっ、せっ…せいてきっ?!!///」
ボン!と、顔を真っ赤に染めて、困惑するyouに、ディエゴはニヤリと厭らしい笑みを向ける。
「オレを襲ってくれるのか、you?」
「きゃぁああ!!うそ、聞かれてた!やだもう!飛びたい!//」
「ッハハハ!!「やだもう!可愛い!」って。」
からかうディエゴの言葉にブンブンと首を振り、両手で顔を隠すyou。
その身体をまるっと抱き寄せると、すぐに彼女は弁解を始めてきた。
「お、襲いたいなんて…思ってないから!絶対できないし!本当だから!」
「そうなのか?そりゃあ残念。残念だ。」
「当たり前でしょ!//」
「でも、さっきは「そういう」気分になったのか?」
「 !!//」
「オレの声で。」
「ゃっ…!//」
「な、you…?」
「み、耳元で、は…話さないで…っ//」
抱き締めて、彼女が逃げられないのをいい事に
ディエゴはガッチリとyouの後頭部を抑えて、その耳元で低く囁く。
普段より熱の篭った、低い声がダイレクトに耳に届き、youの背中はゾクリと震えた。
そんな彼女の反応が可愛くて、ディエゴはくすくす笑いながらyouの頬に掛かる髪を耳の後ろに流す。
それから、真っ赤に染まった顔を正面から舐めまわすような視線で覗き込んだ。
「オレを襲えはしないが……オレに襲われるのは構わないだろ?」
「な…何言って…//」
「聞かせてやろうか…。」
「ディエゴ…//」
「…感じてるオレの声。」
「ちょっと…!//」
「耳元で、な?」
「~~っ!!//」
そう言って、態とリップ音を立ててyouの耳元でキスをする。
そっと顔を離せば、怒ったような、困ったような…そのどちらかに羞恥心をプラスした顔でyouが言った。
「倒れちゃう…。」
「ベッドにな。」
「うー!//」
至極愉しそうなディエゴに、悔しそうに唸りながらも抱きつくyou。
ただ、次回から、ディエゴの寝たフリには重々注意しようと決心したyouであった…。
誘ってなんかなかったのは確か
ただ、襲いたくなっただけ
ディエゴ
(you、おはよう。)
you
(う…。)
ディエゴ
(どうした?)
you
(うぅ…腰が痛い…。)
ディエゴ
(む…それはすまない。ちょっと激しくし過ぎたかな。)
you
(・・・。)
ディエゴ
(マッサージ…しようか?)
you
(結構です。)
ディエゴ
(遠慮しなくていい!)
you
(触るなぁーーっ!//)
words from:yu-a
title by:Fortune Fate様
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